あいまいまいんの生物学

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生物学が好き。勉強したり遊んだり。

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シダ同定異世界RPG風ノベルゲーム第五弾、できました

 

以前、植物同定恋愛ゲーム「ぷらんちゅ」を作成しまして……

novelgame.jp

その後第二弾のシンガポール編をリリースしまして……

novelgame.jp

なぜかシダ同定異世界RPG風ノベルゲーム「シダダン」をリリースし……

novelgame.jp

 

そして今回、シダダンの5作目をリリースしました。

リジェクトが嫌なので最初からPliCyで公開しています。

plicy.net

 

PCアプリverはboothで配布しています!下のリンク先からzipファイルをDLしてもらえると嬉しいです。

mimimine.booth.pm

 

 

今回のゲーム「も」シダオンリー!

ぷらんちゅ初作は、「身近な植物を見るきっかけ、見比べるきっかけを与えたい」というのが主目標で、

二作目は、「シンガポールにいる植物とシンガポールそのものを知ってもらおう」というのが主目的でした。どちらも植物全般(と言いながらコケはないが……)から出題するようなゲーム構成になっていました。

三作目のシダダンで『シダ』特化型にシフトしておりまして、今回の七作目も同様にシダ特化型になっております。

 

シダダン4で復習をはさみましたので、今回はまた新たなシダ盛りだくさんにしました。また、今までは葉の形状や胞子嚢群の様子、そして全体の様子などで同定をざっくりしていましたが、実際同定する場合に即してより細かい所も見るようになっていってもいいのでは……!?と思い、同定時注目すべき様々な形質もピックアップして、観察できるようなタスクも作りました。ということでシダダン5の目標は、

  • 知っている科の幅を広げてもらう
  • 同定時細かい形質に関しても少し意識できるようになる

の2つを目標に作りました。

 

 

今回もめちゃ写真に助けられました

今回も写真提供を受けて問題がやっと完成しております。

本当にありがたい。感謝の気持ちでいっぱいです。

頂いた良いカメラも相変わらず大活躍でした。

 

5作目は「人間関係」

毎作シダダンには隠しテーマがあるんですが、今回の隠しテーマは「人間」です。もっとちゃんと言うなら人間関係なのかな?それとも人間の心や理解なのかな……。

 

シダをやろう!として、シダと向き合う。その時シダ対私なんだから、他の人なんて関わるわけないじゃん……と思ったら大間違いで、実際は多くの人に囲まれ、多くの人に支えられながらシダをやっているのが私です。

人間って人間社会でしか生きてられないし、人間社会の中にしかシダの分類学もないんだもんな。だから何をやろうとしたって結局人との関わりは消えないんじゃないか、そう思っています。

 

で、学ぶ……ということはある意味動くことですから、動いていれば色んな人に出会います。

同じシダを愛していたって、その持っている知識の深さも方面も、学ぶスタンスも意欲も違う。そもそも人生という背景が違う。今まで歩んだ道が違うから考え方も違う。

 

「違う」ことは悪いことではありません。むしろ「違う」からこそ相手から得られるものがあるわけで。そうして支え合い学び合える関係が作れたら大変良い、んですが……実際は手をとりあえるような関係にはなれないときもあります。すれ違ってしまうこともあるし、相手の考えが分からなくて、理解しきれなくて、悩んでしまう……なんてこともある。まぁ他の人が考えていることなんて、全て完璧に理解できるわけないんですけどね原理的に……(そもそも自分のことすら全然わからないのだから……)。

 

色々あって、つらくなることもあるんだけど、でも人間だから……人同士だから、そういうことが起こることも仕方ないと個人的には思うんです。思うけど、だからといって人と学び合うことを諦めたくないし、シダを学ぶ時に他者と手を取り合うことを諦めたくもない。

シダに携わる皆が、シダを愛する皆が、色んな違いがあるにせよ皆幸せだったらいいな……。

そんな気持ちを込めて、今回のストーリーを作りました。

 

ゲーム性について

今回のゲームは学園モノだーッ!!!!(本当か?

 

キャラクター

シダダン4で出てきた常磐くんと蕨くんを覚えていますでしょうか?

神話・伝承方面を研究する研究者の卵ですが、彼らが今回主人公たちを導いてくれます。

その先で主人公たちは水韮 ハチという男の子に出会い、学園生活をエンジョイ……できるのか!?うーん、あらすじが若干間違っている気がしますが、本当のところはぜひプレイしてご確認くださいませ!!

今回も新キャラが水韮さん含め4人います!!

プレイしてどんな人たちかチェックして貰えると嬉しいです!

 

分岐

今回は6エンドです!

 

対戦

異世界RPG『風』なので対戦する場面が出ますが、結局はシダのクイズを解くだけなので特別なテクニック等は必要ありません。

シダがわかるかわからないかだけ。シダがわかれば、それが武器になるのです!

 

宝箱制度

今回も「宝箱制度」あります!

今回は、授業を選ぶときに出現します。

これを押すと、「戦利品一覧」を見ることが可能になります。

戦利品4つとも、授業の4つの各コースにおいて1つずつ存在し、そのコースで満点をとるとプレゼントしてもらえるものとなっております。獲得した時点で宝箱を開くと、獲得した戦利品のアイコンを見ることができます(下の画面はシダダン1のもので、3では違う形式になっています!)

アイコンをクリックすると、詳細を読むことができます。実はこのアイテムたちは図鑑代わりになっていて、それぞれ一つの種についてちょっとした説明と写真を見ることができるようになっています(下に並んでいるボタンを押すことで画面を切り替えることができます)。

 

宝箱は、タイマーが動いていたり場面遷移していたりしなければ、基本的にいつでも開くことが可能です。クイズの最中でも開くことができますので、わからなくなったり確かめたくなったりしたら是非開いてみて下さい。

 

また、この宝箱の中身はプレイごとにリセットされることはなく、2周目以降はその前の宝箱の中身を保持したまま進むことができます。よって4つ全ての戦利品を回収・揃えることができます!

 

今回のクイズ作り

今回のクイズは全部PPG1というシダの分類体系を参照しています。

PPG1については下のサイトで見ることができてたんですが……。

pteris.la.coocan.jp

最近閉じられてしまったようです。wikiにもPPG1のページがありますが、中身はまだ精査していません。

ja.wikipedia.org

 

前回同様、自分で撮ったシダの同定にはシンガポールのサイトを用いたり……、

www.nparks.gov.sg

特徴については本やらサイトやら大量に引っ張り出して見比べ、ウンウン唸りながらなんとかまとめました。

www.nibb.ac.jp

www.gbif.org

chigaku.ed.gifu-u.ac.jp

今回も前回同様監修がなく、一人で作りきったのでミスってないか心配……!!!!!!

 

また、クイズ難易度や構成はめちゃくちゃ悩みました。どの程度なら嫌にならないだろう?とか、どの情報が写ってたらいいだろう?とか……。

それで作る中で色々調べたり考えたりして、自分もめちゃくちゃ勉強になりました!

だからこのクイズたちは私がぜんぶ知ってることを上から目線で出してるわけじゃなくて、私の等身大の学びが詰まってる……私も勉強中だよ、という捉え方をしてもらえると嬉しいです(上から目線で『こんなのも分かんないの?』みたいな出し方をしてるわけじゃないよ、と伝えたい。)。

ということで、ミスもあるかもしれません。勉強中だから許してください……。そして可能ならば育ててください。優しく育ててもらえると嬉しいです。

 

色んな人に助けられた

今回も色んな人に助けられました。

まず諸々の素材。毎回言ってるし、言わなきゃ駄目だと思ってる。異世界RPG風の音楽とか背景とかアイコンとか、そういうの全部自分で作るとなったらもう無理でしたね……。本当にありがとうございます。

他にも周りの人達には、写真の提供、シナリオの相談、テストプレイ、ファンアート……等など、快いご協力をして頂き、そのおかげでなんとか完成までこぎつけることができました。

感想を送ってくださった人々にも大大大感謝です!!!!!!!!!プレイしてくれる人がいるから作ることができました。本当にありがとうございます。

素敵エンドカードはさとおめさんと、芝芹さんに提供して頂きました!!!めちゃくちゃ素敵なので絶対どちらも見てください!!!!!!

https://twitter.com/saotome_jk

https://twitter.com/Shiba_Seri_0107

 

ゲーム実況とかやったよ

シダダンの制作秘話やシダ話やヘキ話をしたくて、何回か実況をやらせて頂きました!ただのお喋りなんですが……笑

話し手として付き合ってくれた方々には感謝しかありません。コメントくれる方や観て下さる方にも大感謝!!!!


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あと、2023年9月に筑波実験植物園で行われたつくばシダ展が良すぎたので、その感想会なんかもしました!色んな立場の人に参加して頂けて、本当に良い会になって……!!!!!


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ゲーム実況もしてくれてありがとう!

またもや沢山の方に実況をして頂きまして……感謝しかありません!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!

 

彩子さんとは延々とシダダン4まで一緒にプレイしまくりました。これがシダダン3ね。全5回……えっ、5回???


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シダダン4はこちら。全4回!


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めっちゃ楽しいしめっちゃ勉強できるしで本当に良い配信の機会をありがとうという気持ちしかありません。彩子さんいつも付き合って&一緒にシダ狂いになってくれてありがとうね……。

 

高遠さん、彩子さん、はるあきらさん、もかさんの4人でシダダン3の続きもシダダン4もやってくれました!!!!!!最高すぎる!!!!!!毎度まいど声がいい。声が。皆さんなんだか強くなってきてくださっているのも嬉しい!


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はるあきらさんはわざわざ飯田迷に行くためだけの配信をしてくださり……!!!!感激!!!!!!!!飯くん愛されてる。


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リリー・ライラックさんと彩子さんでぷらんちゅプレイもして頂けました!!!勉強になるしかわいいし耳が幸せだし最高だね。


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さあちさんとヴェスさんもシダダンに挑戦してくれました!!!嬉しい……!!!!!真剣に学ぼうとする姿勢とストーリーをめちゃくちゃ楽しんでくださる感じがもうありがとうしかありません。


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ゆるふわ生物学のロッキーさんもゲリラシダダン2やってくださって嬉しかったぁ……!!!!!!!キャラ同定すごすぎてびっくりしちゃった。


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ぷらんちゅ、シダダン、高校生の日常はすべてBOOTHに配信素材をのっけることにしました!!!!もしサムネ等使う場合があればご自由にどうぞ!!!!!!!

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ということで……

感想くださる人、協力してくださる人、実況してくださる人、ファンアート描いてくださる人、本当に本当にありがとうございます!!!!!!!!!そして素材を配ってくれている人、本当にありがとうございます!!!!!!!!

この場を借りて改めて感謝申し上げます。皆様のおかげでゲームが作れました!!!!!

今回のゲーム「も」あまりにもニッチすぎるので楽しんでもらえるか心配なのですが……少しでも楽しいと思ってもらえたら幸いです!!!!!!!祭りやってこーぜ!!!!!!!!!

では!!!!!!!

Singapore Botanic Gardensでシダを見よう! 後編

前編はこちら↓

i-my-mine.hatenablog.com

 

1秒でできるおさらい:

  • Singapore Botanic Gardensはシダがすごい
  • 下の地図の場所がおすすめスポット

 

今回の記事では左半分、⑤~⑨を紹介していきたいと思います!!!

 

 

⑤Rain Forest

シンガポール熱帯雨林を小さい面積で保存しているスポットです。

Bukit Timahに行ったほうが絶対に楽しいんですが、ここでも原生林ってこんな感じ……という雰囲気は十分味わうことができます。

原生林に生えているシダが全て見られるわけではない上、決められたルートから外れることもできないので観察はなかなか難しいのですが、それでも原生林で生えているヘゴ科やヒリュウシダ、ヒメシダ科、ナンヨウリュウビンタイなどなど、色んなシダを見ることができます。

なにがいいって、シンガポールに「自生」していて、かつ原生林にいるような種がここでまとめて把握できるところですよね!

もちろん全部のシダを把握することはできないし、コケシノブ科などは観察することができませんが……植物園内という手軽さもあって、良いスポットだなと思います。

どこに生えてるかわからないワクワク感もあわせて楽しんでくださいな!!!

 

⑥National Orchid Garden

ここは植物園内で唯一の有料スポットですが、行く価値があります!!!!!(大声

すごい量の&色んな品種の蘭を見ることができる場所ですが、シダもなぜかわんさかいます。シダを見るためにお金を出す価値があるくらい。

まず入ってすぐにいきなりシシガシラ科やヒカゲノカズラ科、チャセンシダ科、イワヒバ科のオンパレードです。フォトスポットである噴水の奥にはナンヨウリュウビンタイも見えます。

左上端に映り込んでる。背の順だと背が高い人は大体ここに並べられるよね。

園内どこに行ってもシダ、シダ、シダです。オキナワウラボシ系の子がわんさかいるなと思ったら、上を見上げたらビカクシダ系。ハカマウラボシ系もいるなと思って横を見たらヒメシダ科、オシダ科、メシダ科、ナナバケシダ科……そして背の高いヘゴ科も勿論います。楽しすぎますね。

こういう壁もあるよ すごいね

National Orchid Gardenは結構広い場所なんですが、その中でも一番のおすすめスポットがThe Sembcorp Cool House!!!!標高 1,000m ~ 2,000mに生えるような蘭たちを保存している場所なんですが、ここは植物園内で唯一

  • Dicksonia antarctica

が見られる場所なんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!しかも大量に!!!!!!!!!!!!!!!!!

下から見上げることもできるし

上から見下ろすこともできる

これはもう行くしかないですよね。

ここにしかいないシダは他にも沢山いまして、例えばCyathea contaminansという名札のついたヘゴ科

棘が生えていてすごくいたい

名前はわからないけれどもふもふのウラボシ科

とてももふ

壁から生えてるウラボシ科

などなど……見るべきシダが沢山います!!!!クロコダイルファーンなんかもいます!

涼しい(正直寒い)上に、シダだらけなんて最高ですね!!!!必ず行きましょう!!!!!!

 

⑦Ginger Garden

ショウガ目の植物を集めまくったガーデンですが、ここにもシダが沢山います。

ここにしかいないのは

  • Asplenium prolongatum(ヒノキシダ)

かな?もしかしたらNational Orchid Gardenにもいるかもしれない。

ひっそりと岩の上にいます。胞子嚢群は全然つけてくれない。けち。

ミミモチシダとかもいます。

 

⑧Fernery

これが大本命ってヤツ!

前編で一番の推しスポットがEvolution Gardenだとしたら、後編で一番の推しスポットはFerneryです。

名前通りのシダ園です。シダだらけ。シダの楽園。植物園の他の場所では見られないシダが沢山、本当に沢山います。

そんな素晴らしいスポットなのに、

公式のマップに掲載されてないのはなんで??????????

本当に意味がわかりません。めちゃくちゃいい場所なのに……それにちゃんと手入れもされている(定期的にシダが消えたり増えたりする。経時変化できなくなったシダも何種類かいる……悲しい……)。植物園側が軽視してるわけではないと思うんですが、載ってないんだからしょうがない。

 

私が描いた地図でもわかりにくいと思うので下に場所のリンクを貼ります。

わかるかよ!?

なんて示しにくいんだ……。

 

ちょっとあまりにもノーヒントすぎますね。

目印になる場所を提示するとしたら、Prisoner-of-war Brick Stepsですね。ここを探してください。

これがPrisoner-of-war Brick Steps

この階段を降りるとこういう場所に出ます。

そしたら左に進みます。するとFerneryに着きます。やったね!!!!

別ルートから入ろうとするとちゃんと看板もあります。

 

ここにしかいないシダ、正直めちゃくちゃいすぎて列挙するのは難しいです。自分がさっと思いつくものだけでも挙げていくなら、まずはハートファーンの一種かな。

ネームプレートによればMickelopteris cordataだそうです。

このタイプのBolbitisもここだけじゃないかな?

ディディモクラエナ科もいるし……、

Lomariopsis lineataもいる。

真ん中の池?の中にはミズワラビもいますよ。

しかも、上の写真で示したゾーンだけじゃないんです!

奥に続いてるんですよ!!!!!

延々とシダ

Doodia mediaなんていうかわいいシシガシラ科もいれば……、

点字みたいなウラボシ科、Goniophlebium percussumもいるし……

ちっこいナナバケシダ科のTectaria zeilanica、カワヨです。

他にもめちゃくちゃ、「ここでしか展示されていないシダ」がいます。Tectaria singaporianaも見れますよ!!!!

特にDiplazium proliferumは私の推しシダなので見てください。

きれいすぎ。

他の場所で展示されているシダも、大量に展示されていて……とにかくいいです。隈なく、ひとつひとつのシダを見てください。

Evolution Gardenでも沢山生えていますが、足元で生えまくってる構造色持ちのSelaginella willdenowiiは最高です。最高。



シダ好きならここで3日間は過ごせます。なんなら足りないかもしれない。

本当に……本当におすすめです。必ず行ってください。地図にないけど行ってください。お願いです。

 

⑨The Learning Forest内の一画

The Learning Forest内にもなぜかシダだらけのゾーンがあります。名前がついていないようなので探しにくいと思うんですが、目印になるようなものもなくて……The Learning Forest内もナンヨウリュウビンタイやらイワヒバ科やらイノモトソウ科やらがわんさかいるので、楽しんで散策しながら探し出してもらえると嬉しいです。

でっけーヒメシダ科

ここでのおすすめは上の写真でも圧倒的存在感を示す、でっかいヒメシダ科:Sphaerostephanos polycarpus!この子はFerneryにもいるんですが、The Learning Forestの子の方がでかくて楽しいです。

カワヨ

他にもオシダ科、ナナバケシダ科、イワヒバ科などなど……とにかく沢山のシダがいます!!!!いい場所です。「ここでしか見られない!」はないけれど、良い雰囲気で好きです。ぜひ探してみてくださいな。

 

おまけ

では前編同様、地図の左半分でおすすめのシダスポットをちょこっと追加で紹介しましょう!

ひとつめはLower Ring Rd。道ですね!!!!Prisoner-of-war Brick Stepsに行くために通る道だと思います。

大量のホウビカンジュにオシダ科にヘゴ科にイノモトソウ科に~

でかすぎるナンヨウリュウビンタイが見られます。

でかすぎるので上を見上げるとこうなります。

いいでしょ?最高でしょ???

絶対行ってみてください。Ferneryの近くです。

 

ふたつめ、Botany Centre Tanglin Gate!

図書館がある場所なんですが、そこにヤブソテツ系の子などがひしめき合っています。なんでなんだろう?でもいい場所です。日陰で観察できるのも良きです。

 

みっつめ、Rain ForestのNational Orchid Garden側の出口周り!

ナンヨウリュウビンタイだけでなく、名前はわかりませんがシノブ科などが見られます!ぜひ観察してください!!!

 

最後に、Singapore Botanic GarndensのTanglin Gate周辺!!!!

でっかいシマオオタニワタリをはじめとして、シンガポール街中で見られるシダが大集合しているので、楽しめると思います!!!!

 

 

ということで、前後編に渡ってSingapore Botanic Gardensがいかにシダスポットであるかをご紹介させて頂いたわけですが……いかがでしたでしょうか?役に立つといいなぁ。

ぜひ、シンガポールに行った際には、Singapore Botanic Gardensでシダを浴びまくってくださいね!!!!!!!!

Singapore Botanic Gardensでシダを見よう! 前編

シンガポールでシダを見るならSingapore Botanic Gardensがいいぞ!!!というのを以前別の記事でご紹介させていただきました。

i-my-mine.hatenablog.com

が、

Singapore Botanic Gardensはとにかく広い!!!

どこで何が見られるのか?どこに向かえばいいのか?というのがあまりにもわかりにくすぎる!

ので、自分が見落としているところはかなりあるとは思いますが、自分がわかる範囲内でシダについて紹介したく……!!!!

 

 

シダを見るならここだ!マップ(簡略図

Singapore Botanic Gardensの敷地内では、いろんな場所でシダを見ることができます。極端なことを言えば入り口(Botanic Gardens MRT)の真横でもウラボシ科が見られるし、そこから入ってすぐ右を見ればイワヒバ科、そこから進めば道端にイノモトソウ科、メシダ科、オシダ科、ヒメシダ科……などなどいくらでもシダを見ることができます。要するにどこにでもシダが潜んでいるわけです。

が、そんなこと言われてもね。こんな広大な敷地で一歩一歩神経張り詰めた状態でシダを片っ端から探しまくるなんて無理じゃないですか。

ということで自分なりにシダホットスポットをいくつかピックアップしました!

 

以下で①から順番に、

  • どういう場所なのか?
  • どういうシダが見られるところがアツいのか?

ということを詳しく紹介させて頂きたいと思います!!!!!

 

①Ethnobotany Garden

Ethnobotany Gardenは民族植物学をテーマとした庭園で、マレー諸島、インドシナ、南アジアの伝統や文化に深く根付いている植物を展示している植物園です!

展示されているシダも地域に根づいたような子が多くて、入り口からシダまみれです。

植物園内でここでしか見られない子(おそらく)は、

かな?という感じなんですが、それ以外にも

  • Pleocnemia irregularis
  • Diplazium esculentum(クワレシダ)
  • Stenochlaena palustris
  • Acrostichum aureum(ミミモチシダ)
  • Angiopteris evecta(ナンヨウリュウビンタイ)

といった子は、ここで見るのがおすすめです!!!!

個人的にはクワレシダ(Diplazium esculentum)の胞子嚢群を見るならここだな、と思っています。なぜかいつもつけてるので。他の場所だと胞子嚢群をつけるのは結構レアです(時期にもよると思いますが)。

このゾーンが特におすすめ

ちなみにここにいる子たちはネームプレートがある子もいればそうでない子もいて、いる場所も様々です。でも基本は歩き回っていれば見つけられると思います。

 

②Foliage Garden

観葉植物や特徴的な葉を持つ植物を展示して、「葉」を魅せるぜ!みたいなテーマの庭園です……たぶん!(間違っているかもしれません……自信はない……

ここにも面白いシダがたくさん、様々な場所に展示されています。

植物園側の入口では、

  • Plenasium javanicum?(シロヤマゼンマイの鋸歯ないverみたいな子)
  • オニヒノキシダ

などがいますし、その他にも

  • Oceaniopteris gibba
  • コンテリクラマゴケ
  • ミミモチシダ

などなど素敵な子がたくさんいます!特に池にいるミミモチシダは現在鳥(Rhipidura javanicaかな?)が営巣中です。見られたらラッキー!

 

で、この場所で特に私が推したいのがこの子。

ネームプレートがないので種名を断言することはできないんですが、めくるとこう。

チャセンシダ科!!!!!!!!!

ぱっと見種子植物にしか見えないのに、めくったらこんなにきれいなんだからビビりますよね。しかも通路の脇に沢山植わっているんです。

実物見るとめっちゃかわいいですよ。この子はここでしか見られません!!!!ぜひ見に行ってあげてください!!!!!!

 

③Healing Garden

ここは薬や毒になりうる、またはそういう形で用いられてきた植物を集めて説明つきで展示しているゾーンです。

大変魅力的なゾーンで、かつかなり広い敷地を誇るガーデンですが、ここにもシダがいます。

ピックアップされているのはタカワラビですね!!!!!タカワラビは看板つきで紹介がされています。

あとはガーデン内をくまなく探すと、Aglaomorpha rigidulaもいます。

とはいえHealing Gardenで見られるシダは、他の場所でも見られるシダばかりで、「ここでしか見られない!!!」みたいなものはないかな?

それでも楽しいガーデンなので、おすすめです!!!!

 

④Evolution Garden

シダを見たければマストで行くべきなのがEvolution Gardenです!!!!!!!絶対行って!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!!

Evolutionという言葉通り、ここは地球上で生じた進化の歴史を体感できるようなガーデンです。地球の誕生から始まり、シアノバクテリアが生じて、コケ植物が出現し、シダ植物が出現し、裸子植物が出現し……という歴史をなぞるように、コケ植物メインのゾーン、シダ植物メインのゾーン、裸子植物(ソテツ類)メインのゾーンという風に大変素晴らしいガーデン作りがなされています。興奮しっぱなしです。

ですが、Evolution Gardenは実はその近辺の時点でやばいです。Evolution Gardenに向かう道中、Cluny Park WayからEvolution Garden Walkに向かう分岐点のところに、実は小さなシダパラダイスがあります。

こういう子が見られるよ

更に、道中にはコバノイシカグマ科のMicrolepia speluncaeがいます。見落とさないよう注意です。他の場所ではあまり見られません。

でかい

その横はシマオオタニワタリ祭り。

圧巻ですね。

 

で、入り口にはシダの門が。

ここでしか見られない子もいるので要注意!!!隅々まで要チェックです。

 

 

中はもちろんシダだらけ!!!!!シダゾーンだけじゃなく、地球誕生の手前から延々とシダです。シダパラダイス。最高。ありがとう。感謝。

ここでしか見られない子は挙げればキリがないんですが、特におすすめな子を挙げるとしたら

Asiantum ciliatum

おそらくヘツカシダ系の誰か(胞子嚢群が良すぎる)

Nephrolepis acutifolia(許せないタマシダ科)

などですかね……。

他にも

  • Pteris semipinnata
  • Adiantum hispidulum
  • ギンシダ
  • Asplenium tenerum?(だと思うんだけどなぁ……
  • Asplenium affine
  • Tectaria impressa
  • コシダ
  • ムカデカズラ
  • Phlegmariurus nummulariifolia
  • マツバラン
  • Lygodium circinnatum
  • トクサ
  • キンモウワラビ
  • Davallia pectinata

などなど……いや、めちゃくちゃいるんですよ本当に。植物園内だとここにしかいない子が。

なので沢山見てください。

でかいナンヨウリュウビンタイ、ヘゴ科、タカワラビももちろん最高なんですが、その下に実は結構大事なシダがいます。要注意です。

そして岩肌が出ているような展示スペースでは岩の上の方にも何故か他にはいないシダが展示されています。ロッククライミングしないといけない。なぜ。しっかり見てください。

あと、Bolbitis heteroclitaについてはここがよく胞子嚢群を観察できるスポットでもあります。とってもかわいいのでぜひ観察してください。

 

 

おまけ

さて、これで上で示した地図の右半分は終了です!!!!

やっぱり長くなったので残りの分は改めて別記事で紹介していこうと思います。

 

が、その前に右半分の領域で、上では触れてないけれど良いシダスポットがあるのでご紹介させてください。

 

1箇所目。MRTからEco Lakeに向かっていく道中!

はいかわいい。

この子のでかい株がいるので、探してみてください。

 

植物園内で実はちょいちょい散らばっている子なんですが、小さい子が多いのであまり目につかないんですよね。でかい子見るならここです。

 

2箇所目。Eco Lake周り!一周してください。

ミミモチシダやホウビカンジュ等はもちろんいるんですが、自分のイチオシはテツホシダです。

こんな感じで湖の横で群生しているスポットがあります。

 

3箇所目!橋!!(どこだ……)

でっかいナンヨウリュウビンタイがひしめくスポットがEvolution Garden近くにあります。

頑張って探してみてください。テンション爆上げなので。

 

言わずもがな、街中にいる子や森でよく見かける子は植物園内でも沢山います。

常にシダセンサーを張り巡らして、全部見つけてくださいませ……!!!!!

 

では!また後編で!!!!!!!!

シンガポールでシダを見るなら

こんにちは!まいんです。お久しぶりです。

さて、シンガポール生活もだいぶ長くなりまして、シダ探索も結構やってきました。

そこで!

今回はシンガポールでシダを見たいならどこに行けばいい?という疑問にお答えするべく、個人的シダスポットを簡単にご紹介させて頂こうと思います!!!

 

結論からいうと、どこでも見れる!

けど、場所によって見られるものが違う!!(当然)

この記事がシダ好きの誰かの助けになれば幸いです。

 

 

街中

ぶっちゃけシンガポールは街の中がすでに着生シダだらけです!!

街路樹として立ってるアメリネムノキを見上げれば、何種類ものシダが着生しているのを観察することができるでしょう。

A Guide to the Common Epiphytes and Mistletoes of SingaporeというPDFがちょっと役に立つかな。下のリンク先からDLするんだ!

https://www.researchgate.net/publication/263851259_A_Guide_to_the_Common_Epiphytes_and_Mistletoes_of_Singapore

基本的に着生しているのはウラボシ科(ビカクシダ系、ヒトツバ属などかなり多種)、チャセンシダ科(シマオオタニワタリ)、シノブ科、イノモトソウ科(シシラン系)って感じです。運が良ければハナヤスリ科もいるらしいが、自分は未だにどれなのかわかってないですね……。

下を見てもシダがたくさん!自然に生えたイノモトソウ科やマツバラン科、ウラボシ科、タマシダ科(ホウビカンジュ)がいるかもしれません。

インテリアとか飾りとしてタマシダやシシガシラ科もよく用いられていますね!

 

Singapore Botanic Gardens

はっきり言ってここは聖地です。シンガポールの自生シダも(全てとは言いませんが)見られる上に、世界各国から集められた珍しいシダ等も結構雑に植わっています。ぜひ行ってほしいです。

ここは複数種のガーデンの集まりなので、「どこに行けばシダが見られるの?」となると思うんですが、基本はどこでもなにかがある上にそこでしか見られないシダもいるという状態なので、全部くまなく見るのが正解です。

が、そんなことやってられないので、てっとり早くシダを大量に浴びたいならEvolution GardenかFerneryですね。後者はなんと公式のマップに掲載されていないのですが……。

Singapore Botanic Gardensのシダ事情についてはまた改めて詳しい記事を書くつもりです(気力があれば&可能な限りマップ付きで)。

Singapore Botanic Gardens | Homepage

 

Gardens by the bay

どちらかというと観光用のインスタ映えスポット……というイメージが強いかと思いますが、実は案外侮れないシダスポットなのがここです。

Gardens by the bayのいろんなところにシダスポットが散っているのですが、個人的に一番のおすすめはCloud Forestです。

Cloud Forestはすごい湿度で、どこを見回してもシダ、シダ、シダ……!!!!!しかもSingapore Botanic Gardensにはいないようなシダもいます。例えばアネミア科なんかはここでしか見られません。なに???最高ですね。

ということでぜひCloud Forestだけでも行ってきてください。ただしお触りは禁止されているので胞子嚢群を見るとき&撮るときはめちゃくちゃがんばってください。あとカメラが濡れる。湿度で。

Gardens by the Bay

 

Bukit Timah Nature Reserve

シンガポールの原生林、自生種シダを見るなら断然ここ!!!!

アクセスも良好な上に低い山(シンガポール最高峰なのに……)なので、登山しやすいのも良いです。

シンガポールに来たのにわさわさ生えるTectaria singaporianaを見ずには帰れませんよね??もちろんそれ以外にもたくさんいます。興奮しっぱなしです。

科でいうとヒカゲノカズラ科、イワヒバ科、リュウビンタイ科、コケシノブ科、ウラジロ科、カニクサ科、ヘゴ科、ホングウシダ科、イノモトソウ科、チャセンシダ科、シシガシラ科、メシダ科、ヒメシダ科、オシダ科、タマシダ科、ナナバケシダ科、シノブ科、ウラボシ科……かな。もうとにかく行きましょう。とにかく行って。

Bukit Timah Nature Reserve - Parks & Nature Reserves - Gardens, Parks & Nature - National Parks Board (NParks)

 

Central Catchment Nature Reserve

Central Catchment Nature Reserveは二次林なんですが、「どうやって行くの?」というのが若干わかりにくい気がしている場所です。

個人的にはWindsor Nature Parkから歩いていくか、MacRitchie Reservoir Parkから歩いていくのがおすすめですかね。MacRitchie Reservoir Parkは自生のウツボカズラが見やすい位置にいるのが推しポイントで、Windsor Nature Parkはサンショウモ科がいるのとテツホシダを見やすいのが推しポイントです。

Central Catchment Nature Reserve、なんといってもTree Top Walkがいいです。林冠を歩けるんですが、そこで自生のビカクシダが木に貼り付いている様子を見ることができるんですよ!!!!!!!!!!!!!見るしかないよね!?

結構長い道のりを歩く&Tree Top Walkの後が一方通行だったり出口まで延々と歩かなきゃいけなかったりと大変なんですが、ぜひ行ってください。Tree Top Walkの後の道では一箇所コケシノブ科のパラダイスもあります。

あと、実はカンザシワラビがいるらしいという噂があります。私は未発見ですが、誰か見つけてください。

Central Catchment Nature Reserve - Parks & Nature Reserves - Gardens, Parks & Nature - National Parks Board (NParks)

 

Sungei Buloh Wetland Reserve

これはマングローブですね!皆はイリエワニを見に行くんでしょうが、シダ好きならミミモチシダが見たいわけ。

シンガポールにはミミモチシダの仲間が2種いるんですよ!!!!ぜひここで見比べてください。

こういう場所のシダがどう生えるかも気になるだろうしね。

でも難点なのはシンガポールの超端っこだということです。アクセスは容易なのでいいんですが、移動に時間がかかるかな……。

Sungei Buloh Wetland Reserve - Parks & Nature Reserves - Gardens, Parks & Nature - National Parks Board (NParks)

 

Labrador Nature Reserve

こちらはSungei Buloh Wetland Reserveよりも手早くマングローブが摂取できる、中心部に近いマングローブです!マングローブ+森かな。

ミミモチシダたちを見たいけどSungei Buloh Wetland Reserveに行く時間と余裕がないよ……!って人はこっちにぜひ行ってください。

Labrador Nature Reserve - Parks & Nature Reserves - Gardens, Parks & Nature - National Parks Board (NParks)

 

Fort Canning Park

歴史ファン必見の場所ではありますが、シダも結構豊富に生えていていい場所です。

今まで紹介してきた場所に比べれば見劣りするんですが……それでもわさわさ生えるシダを見られて健康にいい!!!!

気持ちの良い公園なので興味あればぜひ行ってみてください。

Fort Canning Park - Parks & Nature Reserves - Gardens, Parks & Nature - National Parks Board (NParks)

 

 

もっとシンガポールのシダを楽しむために

シダを見るだけでも楽しいですが、やはり種がわかるともっと楽しい……という面もあるでしょう。

そういうときに使えるふたつのサイトを紹介しておきます!

 

1 Flora Fauna Web

シンガポールに生えている&植えられている植物が結構載っているサイトです!

科名や属名で検索したり、写真の一覧から選んだりすれば種同定できるかも。

Flora Fauna Web

2 The Biodiversity of Singapore

名前どおり。

ただ、シダのページは残念ながら、科などの分け方がめちゃくちゃになっています。

それでも負けずに探せれば……勝てる……!!!!!!

The Biodiversity of Singapore

 

加えておすすめしたいのが、Singapore Botanic Gardens内にある図書館!ここでシンガポールやマレーシアのシダ図鑑、シダ情報を閲覧することが可能です。閲覧すると「こんなシダに会えるかも!?」の期待が膨らむのでいいですよ!!

 

あとはあとは……これは自前な上にミス多そうであまり表立っておすすめできないのですが、自分でもシンガポールで出会ったやつを過去に一度まとめています。実はこの後いろんな別の場所で見つけたり、違う種をみつけたりしているので情報が不足しているのですが……もしよければご活用ください……!

Singaporeシダ記録 - mimimine - BOOTH

 

上で紹介した場所以外でも楽しめます!

上では代表的な「ここ押さえとけ」スポットを紹介しましたが、もちろん別の場所にいってもシダは楽しめます!大抵のシンガポールの公園では豊かなシダを観察することができますし、Plau Ubinやセントーサ島(特にフォートシロソ)でもシダを楽しめます。Hort Parkという公園だとシダ集めたゾーンなんかもあります(大体街中にいるシダですが)。

 

ぜひ、シンガポールで楽しいシダ観察を!!!!

「シダダン4」攻略記事

シダ同定異世界RPG風ノベルゲームの4作目「シダダン4」が無事リリースされました。

 

今回も攻略記事、書いておきます!

前回同様ネタバレしかないので、「何も知らずにドキドキしながら自力で探し当てたい……!」という方は見ずにプレイしてください。

が、一通り楽しんで、「他にどういう機能があるのかな」とか「どういう分岐があったのかな」「やり残しはないかな」等気になる方は、是非参考にして頂けたらと思います。

 

 

各クイズの点数

今回は全て1問10点です。

今回の分岐は遅め!シダダン1と似たようなタイプです。

ざっくりした流れは、

  • 森でのシダ探し&モンスター戦:40点
  • お祭り出店①:40点
  • お祭り出店②:40点

ここまでの合計点で分岐

~100点の場合

  • 予選:40点 20点未満だと胞子エンドへ
  • 本選:40点 途中で一回でもミスすると前葉体エンド、勝ち抜くと受精卵エンド

100点~の場合

  • 「おめん」を獲得し、かつプレイが2周目以上の場合 神竜戦への分岐が出現する。条件を満たしていない場合は審判戦のみとなる。
  • 審判戦:50点 2回ミスまたは最後の問題でミスすると胞子体エンドへ、勝ち抜くと胞子散布エンドへ
  • 神竜戦:50点 正解数に関わらず新芽エンドへ

となっております。全問正解した場合、審判戦ルートまたは神竜戦ルートに入るので、満点は170点となります(下のルートで170点獲得しても、満点メダルは貰えません)。

 

今回用意されているステージの種類

始まり~お祭り開始までは1ルートです。

 

分岐①出店選び

お祭りの出店が前半3種類、後半3種類あります。どれも違うキャラクターが運営していて、内容も異なるので、気になるお店に行ってみてください!

たぶん書かなくてもわかるとは思いますが、

前半は左から順に 初期賢者組、からす兄弟、渦善&砥草

後半は左から順に七化&へご&裏白、飯田&三晶、紺照&押田&姫沼 になります!

 

分岐②100点未満の場合

基本的に1ルートです。

予選

砥草さんが説明していますが、4戦中2勝しないと次に進めません。ここで負け過ぎると胞子エンドに向かいます。

本選

本選では1回でも負けると前葉体エンドに向かってしまいます。勝ち切ると受精卵エンドに向かいます。

 

分岐③100点以上の場合

上でも説明したとおり、

  • 2周目以降
  • 三晶からおめんを受け取る

という2つの条件が満たされると、常磐たちについていかない(神竜戦)ルートが出現します。おめんは『そのストーリー内で』受け取った場合のみ有効で、別のストーリー時に獲得していても意味はありません。神竜戦ルートを狙う場合は必ず、

  • 森~1個目の出店でなるべく高得点をとる
  • 2個目の出店では「三晶堂」を選び、全問正解することでおめんを獲得する

ことをしておきましょう。

 

審判戦

HP制が導入されます。その上タイマー制が導入されているので、時間切れになると自動的にミス判定になります。

クイズウィンドウ左下にHPが表示され、ミスするたびにHPが減るようになります。2回目のミスをした時点で戦線離脱し、胞子体エンドに向かって話が勝手に進んでしまいます。

また、最終問題(5問目)はHPの残量にかかわらず間違えると一発アウトになります。ご注意ください。

タイマー作動中はセーブもできず、宝箱も見ることができません。ご注意を。

完全勝利で胞子散布エンドです。

 

神竜戦

HP制が導入されます。その上タイマー制が導入されているので、時間切れになると自動的にミス判定になります。

クイズウィンドウ左下にHPが表示され、ミスするたびにHPが減るようになります。2回目のミスをした時点で戦線離脱し、特定のエンドに向かって話が勝手に進んでしまいます。

また、最終問題(5問目)はHPの残量にかかわらず間違えると一発アウトになります。ご注意ください。

タイマー作動中はセーブもできず、宝箱も見ることができません。ご注意を。

ただし、神竜戦はどの時点で負けても、あるいは全て正解しても、必ず新芽エンドに向かう設計になっています。

 

今回はオールキャラ、かつ復習をメインとした作りなので、題材として出されるシダは見覚えがあるものも多いでしょう!しかし出題形式にちょっとひねりがあるので、広範な知識が必要とされる場面もあるかもしれません。

 

 

宝箱制度

今回も「宝箱制度」があります。

初回プレイ時、前半の出店選択画面の段階に入ると右上に小さな宝箱のマークが表示されるようになります(この画面はシダダン1のもの)。

これを押すと、「戦利品一覧」を見ることが可能になります。

戦利品は6つあり、出店各コースにおいて1つずつ存在し、そのコースで満点をとるとプレゼントしてもらえるものとなっています。獲得した時点で宝箱を開くと、獲得した戦利品のアイコンを見ることができます。

アイコンをクリックすると、詳細を読むことができます。実はこのアイテムたちは図鑑代わりになっていて、今回はひとつの種について詳細な画像を見ることができる作りになっています(下に並んでいるボタンを押すことで画面を切り替えることができます)。

宝箱は、タイマーが動いていたり場面遷移していたりしなければ、基本的にいつでも開くことが可能です。クイズの最中でも開くことができますので、わからなくなったり確かめたくなったりしたら是非開いてみて下さい。

また、この宝箱の中身はプレイごとにリセットされることはなく、2周目以降はその前の宝箱の中身を保持したまま進むことができます。よって全ての戦利品を回収・揃えることができます。コース・ゲームに取り組むたびに戦利品が増えて知識も増える、そんな設計になっております。

が、また減る要素があります。

減る要素1つめは「三晶堂」で占いをしてもらう場合。対価として払ったものは消えてしまいます。

2つめは新芽エンドに向かった場合です。ストーリーの最中でおめんを手放してしまうので、消えてしまいます。

 

 

小ネタ

タイトル画面

  • 2周目以降エンドリストが出る
  • 2周目以降タイトル画面が変わる(ランダム6種、浴衣姿)
  • 胞子散布エンドになると後日談に行くための鍵アイコンが出る
  • 2周目以降おまけゲームが出現する(タイトル上の「HELP!」というボタン)

の4つが変更されます。

 

後日談

鍵アイコンを押すと即後日談に入ります。後日談の中での主人公の名前は、胞子散布エンドをクリアしたときの名前が勝手に設定されます。

 

後日談でもクイズを解くことになりますが、間違えたり正解したりしたからといって何かあるわけではありません。純粋にストーリーとして楽しんで頂けたら……。

途中で分岐が2箇所あります。ひとつが「誰を探すか」のところ、もうひとつが「どう行動するか」のところです。

誰を探すかのところでは、各賢者が今まで絡みのなかったキャラとお喋りしている姿を見ることができます。話の内容もそれぞれ違うので、楽しんで頂けたら。

どう行動するか、では、「誰かに話しかける」「会場を離れる」「隅にある椅子に腰掛ける」の3つを選ぶことができます。

誰かに話しかける、を選ぶと、お疲れ様会に参加している全員と一対一でお喋りすることができます。一覧が出るので、話したい人を選んでください。

会場を離れる、を選ぶと、松葉さんと会話でき、

隅にある椅子に腰掛ける、を選ぶと、日陰之さんに会って会話できます。

全て読み終わると、エンドスチルを得ることができます。こちらはエンドリストの下の鍵マークから見ることができます。

 

おまけゲーム

おまけはどのエンドで終わってもとにかく一周すれば出現します!タイトル上の「HELP」というやつです。

初めて押した時には、導入のためのショートストーリーが流れ、その後メインコンテンツが出現します。ざっくり言うとレポートを作るために頑張ります。4つテーマがあるので、全部こなしてみてください。1つのレポートで満点をとるたびに、スチルの断片がゲットでき、全部揃うと完全なスチルを見ることができます。

ちなみに、各クイズ画面で蕨くんをクリックすると時々ヒントが貰えます!

全部揃えた後はアフターストーリーが勝手に流れるようになっています。

最初のストーリーもアフターストーリーも一度しか見られない仕様になっていますが、レポートは何度でもやることができます。

 

エンドロール後の画像

エンドロール後の画像は、エンドの種類によって変わります。

そしてそのスチルはエンドリストに掲示されるようになります。

エンドリストの画像をクリックすると大きい画像を見ることが可能です!

 

各エンドへの行き方

各エンドの差

胞子散布(所謂ベストエンド):和解する

胞子体:記憶全消去でお祭り会場に戻っていく

新芽:神と会う

受精卵:VS賢者トーナメントで勝利する

前葉体:VS賢者トーナメントで本選負けする

胞子:VS賢者トーナメントで予選負けする

 

 

気になる人向け:世界設定の一部

ゲームをプレイして、これどうなってるの?と思うところもかなりあったと思います。

今回結構世界設定の核心に近いところまで迫る内容だったので余計に……。

一部だけですが書き並べておきます。

  • そもそもお祭りというのはなんだろう?楽しいものなのだろうか、非日常が同居する瞬間なのだろうか、神に感謝するものだろうか、それとも神を祀ることで怒らないでいてもらうためのものだろうか……祭りは祀りでもあり、祭り事は政でもある。祭りの日には色々な何かが重なっている……予感がする!
  • 賢者たちは「お祭りは神に感謝するもの」と言っているが、この神は作中で出てくる「神」を想定している。彼らの中では創造主=神=啓示を授ける人 という図式ができているはず。なぜなら経典に基づいて動いているから。
  • 常磐と蕨は純粋に研究者の卵だが、蕨は何かを感づく力があるみたい。彼は普段から目を開けずあまり話さない分、常人とは違う感覚が育っているのかも。
  • 「『経典』はどちらかというと、賢者向けに書かれた本で、巧妙な誤魔化しが入っている」という常磐の話については、シダダン1を思い出して頂きたい。井元がシダ世界について、経典に基づいた説明をしてくれるが、そこでは世界を作った『創造主』が民に混じって生活している……という話があった。でも創造主=神だと考えると民に混じって生活していないのでおかしくなり、創造主=獅子頭先輩だと考えると世界そのものを作り出した本人ではない(発案しただけ)のでおかしくなる。あの話はまさに誤魔化しの具体例になる。誰かが真実を知り尽くし、それを世界の住民、特に賢者という立場の人に悟られぬように書いている。賢者の指針になる本ということは、古い時代に賢者をやっていた者が書いたのだろうが、この人物は……。
  • なぜ主人公だけが異物認定されたのか。答えは簡単で、獅子頭先輩はこの世界の設立に関わっているから異物じゃない判定だったというだけ。

 

降神話の話

  • 三柱神説では『創造』『維持』『破壊』の土の神(人)が存在することになるが、これを愚直に信じてストレートに考えれば創造=松葉、維持=日陰之、破壊=花鑢になるだろう。なぜなら松葉はダンジョンを作り(突然変異モンスターも作り)、日陰之は賢者の育成等によって世界規律を維持し、花鑢は自ら「破壊の力しかない」と言っているからだ。三人とも年齢不詳で、三人とも謎空間にいたのだから(胞子体エンド)そう考えるのが素直である。
    • 松葉は創造の力がある。創造は快楽追求と突飛さが必要だ。しかし人からは孤立してしまう。なぜなら理解されないからだ。
    • 日陰之は維持の力がある。維持には賢明さと知が必要だ。しかし何でも知ってしまうことは幸福なのだろうか。
    • 花鑢は破壊の力がある。破壊には衝動性と幼さが必要だ。1年に1度だけ目を覚ます花鑢は、精神年齢が他ふたりよりも低い(獅子頭先輩が言う『夏緑性と冬緑性』、花鑢自身が述べる「1年待ってくれるか?」という言葉、そして祭事が1年ごとというところから推測できる)。しかしその長い夢の中では、過去に自身が破壊してしまったもの、破壊したことで怯えられた記憶、逆に破壊しなかったことで誰かに糾弾された記憶が延々と想起されているのかもしれない。そのせいで自分が人々に近づくことが怖くなって、ずっと遠くで彷徨っているのだろうか?
  • 天の神と土の神の関係性はどのようなものなのだろうか。忠誠を誓う仲なのか、それとも力を勝手に与えてきたことによる憎しみなのか……。土の神の3人は望んでその力を手に入れたのか、それとも一方的に与えられたのか。そもそも天の神はこの世界にとって『異物』なのかどうかは一度考える必要がある。
  • さて、ここまで「三柱神説」を信じた上で話をしてきたが、本当に正しい説なのだろうか?後日談の会話では日陰之から「部分的に本当で、部分的に間違っている」と伝えられるところから考えても、完全に信じて話を進めるのは危険そうだ。

 

おまけゲームについて

  • 「自分」と書かれている人物は、実はメインストーリーで活躍する主人公ではない。一体誰だろう?蕨は何かを感じているようだが……。

 

もし情報が足りなかったら……

これで全部書いたはずですが、何か情報が足りなかったり、

「ここはどうなってるの?」「具体的な値を教えて!」等のリクエストがあれば書き加えますので、是非Twitterやコメントで問い合わせていただければと思います!

 

みなさんが楽しんでくれますように!

シダ同定異世界RPG風ノベルゲーム第四弾、できました

以前、植物同定恋愛ゲーム「ぷらんちゅ」を作成しまして……

novelgame.jp

その後第二弾のシンガポール編をリリースしまして……

novelgame.jp

なぜかシダ同定異世界RPG風ノベルゲーム「シダダン」をリリースし……

novelgame.jp

 

そして今回、シダダンの4作目をリリースしました。

リジェクトが嫌なので最初からPliCyで公開しています。

plicy.net

PCアプリverはboothで配布しています!下のリンク先からzipファイルをDLしてもらえると嬉しいです。

mimimine.booth.pm

 

 

今回のゲーム「も」シダオンリー!

ぷらんちゅ初作は、「身近な植物を見るきっかけ、見比べるきっかけを与えたい」というのが主目標で、

二作目は、「シンガポールにいる植物とシンガポールそのものを知ってもらおう」というのが主目的でした。どちらも植物全般(と言いながらコケはないが……)から出題するようなゲーム構成になっていました。

三作目のシダダンで『シダ』特化型にシフトしておりまして、今回の六作目も同様にシダ特化型になっております。

 

シダダン1が「入門編」、シダダン2が「中級編」、シダダン3が「中級編その2」だとすると、今回は完全に「復習編」です。写真が変わっても対応できるか?という。それを踏まえて、

  • 自分の成長を体感してもらう
  • 種の名称を多く覚えてもらう

の2つを目標に作りました。

 

 

今回もめちゃ写真助けられました

前回同様、シダの胞子嚢群や細かい所が限られた解像度とサイズでなるべく見られるようなゲームにしたくて、多くの方の写真提供をもとにゲームを作りました……。

本当にありがたい。

感謝の気持ちでいっぱいです。

その上今回は、カメラまで提供して頂きまして……カメラで撮って胞子嚢群や環帯がはっきり見える喜びといったらもうね!最高~~~!!!と言いながら画像をバンバン使いました。前より良い画像が多いのはカメラのおかげです。感謝!!!!!!!!

 

4作目は「変化」と「記憶」

シダ異世界RPG風……というところは前作と変わらないのですが、自分なりのテーマが少し違います。

1作目はシダとの出会い。2作目は成長。3作目は「仲間」、そして今回は「変化」、そして「記憶」です。

シダの勉強してると、自分の思い込みを破壊して、変わっていかなきゃいけない!みたいなときってありません?私はめちゃくちゃあります。この胞子嚢群でこの科なんだ!?とか、この見た目で別種の可能性があるんだ!?とか。あとは属変更とはザラだよね。学名これに変わったんだ!?みたいな。

色々あるんだけど、でも自分の思い込みを守ってたらだめで。とはいえ思い込みで仮の世界を常に作っていかないと、更にその上には上がれなくって(アウフヘーベン的な)。だから私達は学ぶたび常に自分の中の思い込みを壊していかないといけない。

壊すことは結構怖い。今まで何かを信じて思い込むことでなんとかやってきたところがあったから。その拠り所を壊すわけだから、足場がなくなったような気持ちになる。でも壊すことって再出発や再生と同じで、壊して受け容れることで新たな学びや世界、視点が得られるという希望でもある。

だから自分の「シダが好きだ!」という気持ちは壊さず、変えず、でも知識は壊して変えていく。変わるべきところは変えて、変えてはいけないところは守り続ける。

同時にそうやって楽しんでいけるささやかな日常、変わらないようなありふれた日々を大事にして……。

そんな自分でありたいなーと思いまして。

とはいえ、ひとつひとつのシダとの出会いの記憶は、間違っていたとしても、確かに喜びに満ち溢れたものだったはずだ!知識が否定されたところで、シダとの出会いの喜びは否定されるものじゃない!だからその出会いの喜び、感動をそのまま記憶し続けたい。

そんな気持ちを込めて、今回のストーリーを作りました。

 

ゲーム性について

今回のゲームは一言で言えば「お祭り」回です!!!!!!

祭だ祭だワッショイショイ!!!!!!!!!!

 

キャラクター

お祭りということで、オールキャラで、今まで絡みがなかった人同士が絡む場面も見られる!そんなゲームにしました!!!!

なので出てくるキャラクターは既出キャラ全員!主人公は全員と知り合い、という設定でやっています。

 

新キャラクターも出ます!3人出ます。でも、今回は敢えて紹介はなしで……。

プレイしてどんな人たちかチェックして貰えると嬉しいです!

 

分岐

今回は6エンドです!

また、今回はお祭りで会いたい人たちに会える!という設計になっています。後日談でも会話が見れます!!し、後日談では全員と一対一の対話が可能です!!(???

 

対戦

異世界RPG『風』なので対戦する場面が出ますが、結局はシダのクイズを解くだけなので特別なテクニック等は必要ありません。

シダがわかるかわからないかだけ。シダがわかれば、それが武器になるのです!

 

宝箱制度

今回も「宝箱制度」あります!

前回同様、出店を選ぶときに出現します。

これを押すと、「戦利品一覧」を見ることが可能になります。

戦利品6つとも、出店の6つの各コースにおいて1つずつ存在し、そのコースで満点をとるとプレゼントしてもらえるものとなっております。獲得した時点で宝箱を開くと、獲得した戦利品のアイコンを見ることができます(下の画面はシダダン1のもので、3では違う形式になっています!)

アイコンをクリックすると、詳細を読むことができます。実はこのアイテムたちは図鑑代わりになっていて、それぞれ一つの種についてちょっとした説明と写真を見ることができるようになっています(下に並んでいるボタンを押すことで画面を切り替えることができます)。

 

宝箱は、タイマーが動いていたり場面遷移していたりしなければ、基本的にいつでも開くことが可能です。クイズの最中でも開くことができますので、わからなくなったり確かめたくなったりしたら是非開いてみて下さい。

 

また、この宝箱の中身はプレイごとにリセットされることはなく、2周目以降はその前の宝箱の中身を保持したまま進むことができます。よって6つ全ての戦利品を回収・揃えることができます!

が、2箇所ほど減る要素があるので要注意!!!!特定のストーリーに進んだり、特定の行動をとると戦利品が消えてしまいます。

 

おまけもあるよ

1周目が終わった段階で出現するおまけゲームもあります!ぜひプレイしてね!!!

 

 

今回のクイズ作り

今回のクイズは全部PPG1というシダの分類体系を参照しています。

PPG1については下のサイトで見ることができてたんですが……。

pteris.la.coocan.jp

最近閉じられてしまったようです。wikiにもPPG1のページがありますが、中身はまだ精査していません。

ja.wikipedia.org

 

前回同様、自分で撮ったシダの同定にはシンガポールのサイトを用いたり……、

www.nparks.gov.sg

特徴については本やらサイトやら大量に引っ張り出して見比べ、ウンウン唸りながらなんとかまとめました。

www.nibb.ac.jp

www.gbif.org

chigaku.ed.gifu-u.ac.jp

今回は監修がなく、一人で作りきったのでミスってないか心配……!!!!!!復習問題がほとんどなので大丈夫だと信じたいが……!!!!!

 

今回もまたクイズ難易度や構成はめちゃくちゃ悩みました。どの程度なら嫌にならないだろう?とか、どの情報が写ってたらいいだろう?とか……。復習といえど全く同じ写真じゃだめなので、全部撮り直した上でどれが問題としていいか考えて……。

それで作る中で色々調べたり考えたりして、自分もめちゃくちゃ勉強になりました!

だからこのクイズたちは私がぜんぶ知ってることを上から目線で出してるわけじゃなくて、私の等身大の学びが詰まってる……私も勉強中だよ、という捉え方をしてもらえると嬉しいです(上から目線で『こんなのも分かんないの?』みたいな出し方をしてるわけじゃないよ、と伝えたい。)。

ということで、ミスもあるかもしれません。勉強中だから許してください……。そして可能ならば育ててください。優しく育ててもらえると嬉しいです。

 

色んな人に助けられた

今回も色んな人に助けられました。

まず諸々の素材。毎回言ってる。異世界RPG風の音楽とか背景とかアイコンとか、そういうの全部自分で作るとなったらもう無理でしたね……。本当にありがとうございます。

他にも周りの人達には、写真の提供、シナリオの相談、テストプレイ、ファンアート……等など、快いご協力をして頂き、そのおかげでなんとか完成までこぎつけることができました。

感想を送ってくださった人々にも大大大感謝です!!!!!!!!!プレイしてくれる人がいるから作ることができました。本当にありがとうございます。

 

webオンリーもやらせて頂いて、そこでも力を貰えました……。というかwebオンリーがあったから「お祭りやろう!!」って気持ちになれたのかもしれない。webオンリーに参加してくださった皆様、改めて本当にありがとうございました!!!!!

 

超素敵なエンドカードはさとおめさんに提供して頂きました!!!!可愛すぎる。もう何百回も見返してますね……。 

https://twitter.com/saotome_jk

 

ゲーム実況とかやったよ

シダダンの制作秘話やシダ話やヘキ話をしたくて、何回か実況をやらせて頂きました!ただのお喋りなんですが……笑

話し手として付き合ってくれた方々には感謝しかありません。コメントくれる方や観て下さる方にも大感謝!!!!


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あとね、シダ関連でシダマクロ鑑賞会もやった!!!!!!!Twitterで流せないマクロ画像をバンバン思いのままに流し続ける配信でしたが、楽しかったです!!!続きやりたいな~!!!!


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更に更にシダ関連で、ぷらんとーくに呼んで頂いたのでシダの話をしてきました!!!!!用意したスライドは半分も終わりませんでした。なんで?


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さらにさらにさらに!!!シダ関連で、サイエンマニアにもお声がけ頂きまして……!サイエンマニアに出てレンさんとたっぷりお話させて頂きました!!!めちゃくちゃ楽しかった!!!!!!!

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ゲーム実況もしてくれてありがとう!

またもや沢山の方に実況をして頂きまして……感謝しかありません!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!

 

彩子さんとは4回に渡り、計14時間もシダダン世界に入り浸りました……。シダダン1だけで14時間て。めちゃくちゃ楽しい時間を過ごせました、ありがとうございました!(下のリンクはラスト回だよ!)


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で、その続きでシダダン2世界に12時間潜りました。なに???


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やり過ぎ。ズブズブよ。

でもめっちゃ良い配信でした!!!!!!!!!疑問に思われたところに対してすぐ反応できるし、対話することで深まるところもあるし……ゲームの力入れたところもプレゼンできるし!

その上コメント欄の皆さんのおかげでめっちゃ勉強できるんですよね!!!!!!最高か!?!?!ありがたすぎるな!!!!!!!!!

 

RPNPの皆さんもなんと2週連続でシダダンをプレイしてくださいました!!!!!!めっちゃ楽しくてお腹がよじれまくっちゃった……。RPNPはいいぞ……。


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高遠さん、彩子さん、はるあきらさん、もかさんの4人で最高のシダダン2もやってくれました!!!!!!ボイスがさぁ!!!!!!!!たまんねぇな!!!!!!


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ボイスも良かったけど、彩子さんがつよつよになっててすごく嬉しかったです!!!その上周りの皆も前回よりキレキレで目の付け所が良いし、よく覚えててくださって……はぁ……感動したな……。

続けてシダダン3もやってくれたんだなぁ!!!!!!!!ボイスがさぁ!!!!!!!!!!(以下略


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たかとーさんの神タイミングクリックのせいか、偽神ちゃんが暴走しちゃって笑いました。ごめんね。HP2あるのに即死で。

 

 

魎爬 ルイさんもシダダン配信してくれました!!!!!!冒頭でルイさんが見つけたシダ写真を見られるからハッピー!!なんと初ゲーム配信だったらしくて、えっ……恐縮です……って感じです!!!!!楽しんで貰えたようで本当によかったです!!


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ゲームのシリーズは違いますが、高校生の日常の方も実況して頂きました!!!!

まずはゆるふわ生物学さん!!!!!!最初からそのエンドだとは思わなかったね……。


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次に清水紙魚子さん!!!!最速でやっていただきました……!


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そしてたねだ。さん!!!!!!めちゃくちゃ楽しんで貰えて嬉しいです!!!!ナツメ先輩はいいぞ……。


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最後にさあちさん!!!!!すごく考えながら進めてくれてはぴでした……!!!!さあちさんらしい素敵プレイで感動!!!!!


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ぷらんちゅ、シダダン、高校生の日常はすべてBOOTHに配信素材をのっけることにしました!!!!もしサムネ等使う場合があればご自由にどうぞ!!!!!!!

mimimine.booth.pm

 

ということで……

感想くださる人、協力してくださる人、実況してくださる人、ファンアート描いてくださる人、本当に本当にありがとうございます!!!!!!!!!そして素材を配ってくれている人、本当にありがとうございます!!!!!!!!

この場を借りて改めて感謝申し上げます。皆様のおかげでゲームが作れました!!!!!

今回のゲーム「も」あまりにもニッチすぎるので楽しんでもらえるか心配なのですが……少しでも楽しいと思ってもらえたら幸いです!!!!!!!祭りやってこーぜ!!!!!!!!!

では!!!!!!!

シンガポールでアクキーを作った話

お久しぶりですこんにちは!!!

今日はずっと書きたかったけど書けてなかった記事を書こうと思います。

その名も

シンガポールでアクキーを作った話

実はアクスタも作りました。シンガポールでオタ活してアクキーやアクスタ作る日本人、一体どれだけいるのだろうか……??

 

自分が作る時にざっくり調べた感じだと、シンガポールでアクキーを作った体験談みたいなものは出てこず、結構戸惑った所もあったので、

今回はそれについて記事を書こうと思います。

需要あるのか?なくても書くが。

 

 

アクキー/アクスタってなに

そもそもアクキーとはなんぞや?という人もいるかもしれないので、一応最初に説明をしておきましょう!

アクキーというのは「アクリルキーホルダー」のことです。

透明なアクリル樹脂を使って作るんですね。

自分が持ってるアクキーだと例えばこういうもの!いいでしょ!!!ぷらんちゅの好子さんアクキーをプレゼントしてもらっちゃいました。かわいいよねぇ……観察がめちゃはかどります。

アクスタは「アクリルスタンド」で、立つタイプのアクリル樹脂のグッズですね!

画像

で、アクキーやアクスタってかわいいんですよ。

かわいいし、側に置いておけるし、持ち運んで色んなものと一緒に写真も撮れるし。

強度もあるから紙みたいにイラストがくしゃくしゃにならないし!

ってことで、すごーくいいものです。説明になっているのだろうか?

好きなキャラクターのアクキー/アクスタは手に入れたいよね!って思う。私は。

 

日本でアクキー/アクスタを作る

で、このアクキーやアクスタ、なんと自分のイラストで作れちゃうんですね。

自分のイラストデータを作って、作ってくれるところに「お願いします!」って頼めばできてしまうわけです。すごい世界だ。

 

日本ではアクキーやアクスタを作ってくれるサービスは沢山あります。

検索すればすぐに大量の業者が出てきます。大量すぎてどこで頼めばいいのかよくわからないくらい。

業者にもよりますが、発注する個数(同じ絵柄で幾つ作るか)とか、どういうオプションをつけるかとかで単価が変わります。業者によっては1個だけでは注文できず、10個から等とミニマムの個数が決まっているところもあります。

データ入稿の仕方も業者によって指定が違います。カットラインといって、アクキーをどう切り取るかをこちらで指定するラインを作ってくださいというところもあったり、白押さえといって、絵柄を載せるための白いインク部分を指定してくださいというところもあったりします。こだわったものを作りたいなら、カットラインや白押さえをこちらで指定できるところの方がいいよねというのはある。

 

とはいえ日本の業者であれば、日本語で説明が書いてあるわけで。

注文しても日本語でやりとりができるし、

日本語でその業者の口コミが見られるわけです(ここのは発色がいいよとか早いよとかetc)。

 

シンガポールでアクキー/アクスタを作る

さて、そこでシンガポールです。

「アクキー作ってみたい!!!作ろっかな!!!」と思って検索をかけてみると……

当たり前だけど英語しかない!!!

それはそう。

ちなみに検索ワードは「acrylic keychain custom」とか「acrylic keychain original」とか。そうすると幾つか業者がヒットします。

こういうのとか……、

www.redprinting.sg

こういうのとかね。

mygiftstory.com

 

で、一生懸命英語とにらめっこしてみるも……、

高い!!!!……ような気がする!!!!!

なんとなく思ってたよりも高い。し、口コミもあんまりないし。

高いお金出して注文したのに酷いクオリティのアクキーが来てたらショックだなぁ……そもそも英語でちゃんとやりとりできるのかな……等など、ウーンと悩んでしまいました。

とはいえ諦めきれずしばらく検索していると……、

 

Shopeeに安いのがあるぞ……??

Shopeeの検索窓に「acrylic keychain custom」と入れると、幾つかのページがヒットするんですよね……。最初はものすごく怪しいなと思ってたんですが、口コミとか見ると本当にできてしまうっぽい。

しかも単価が(今でこそ下のページだと$3超えだが)$2くらいという。送料込みでも日本円で300円くらい!ものすごく安いのでは!?

https://shopee.sg/GANTUNGAN-Custom-Keychain-(2mm-2-sided-acrylic-Keychain-Printing-Service)-i.368729902.9509060869?sp_atk=9c73359a-fd60-460a-b7df-f88f94911e39&xptdk=9c73359a-fd60-460a-b7df-f88f94911e39

英語の説明を一生懸命読んでみると、やることとしては

  • 注文する
  • 図面をメールで送る

だけらしい。それだけでできる!?

 

この値段ならコケてもまぁ経験だ!ってなるし……シンガポールでアクキー作った!っていうアチーブメントはかなりレアだし……

勢いでやってみるか!!!!

ってことで注文してみることにしました。

 

1st Try!

まずは図案を作るぞ!

ということでまずはアクキーにするための図案作りです。

自分の手元にあるのはSurface!なのでSurfaceでお絵描きしました。

自分が一番好きなお絵描きソフトはIbisだったんですけど、SurfaceではIbisが1日1時間限定でしか使用できない……!!!!

なのでFireAlpacaというフリーソフトをダウンロードして、こちらを使いました。今後の図案はすべてFireAlpacaで描いてます。

firealpaca.com

 

今回作成するアクキーが5 cm×5 cmなので、そのサイズでキャンバスを作成して納得するまでお絵描き……!!!!

 

初めてアクキーのためのお絵描きをしましたが、「これがアクキーになる」と思うとめちゃくちゃ難しいし悩みますね……!!!どんな構図?どんなテイスト?というのも勿論、どこで完成とするかもかなり悩みました。

 

注文するぞ!

で、なんとか描きあげて、上に貼ったShopeeのリンク先のページで購入手続き!

後、書いてあるメールアドレスに図を添付して送信!!!!

 

……が、返事がない!!!

「このメールが届いたら返事してね」と伝えたはずなのに何も返事が来ないわけ。これはおかしい、と思い、ShopeeのChat機能を使ってお店に連絡。

すると、「こっちのメールアドレスに送って」と別のメールアドレスを提示されました。なんでや。そのメールアドレスに送って、届いたよと言われたので一件落着。いきなりこんなんで大丈夫か……。

 

届いたぞ!

かなり不安でしたが、1週間以内に届きました。爆速やないかい。

届いたのがこちら!

ちゃんとアクキーじゃん!!!!!!!!!!!!!!

すごい。感動ですね!!!!!!!!!!

1個200円しないくらいで真面目にアクキーです。びっくり。

クオリティ云々は初めて作ったのでよくわかりませんが、自分が気づいた範囲内で挙げると……、

  • 良い点
    • カットライン送ってないのに図に合わせてちゃんとカッティングされてる!えらい
    • アクリル樹脂で両面作ってあるから図が傷つかない!嬉しい
    • 発色は想像とほぼ一致してる気がする!
    • カバーがかかった状態で送られてきているので傷がない!
  • 微妙な点
    • 図面が裏表で微妙にずれてる?せいで白い部分がちらほら見える。
    • 印刷がドットっぽくなっていて若干画像があらく見える
    • これ本当に5 cm×5 cmか?若干小さい気がする

という感じですね!!!!

でも初めてのアクキーだもん、本当に嬉しくて……色んなところに連れていっちゃいました。

 

2nd Try!

さて、そんなこんなで「シンガポールでアクキーを作る」というアチーブメントは達成してみたわけですが、

どうせなら比較してみたくない……???

ということで、Shopeeの別の業者に発注してみました。

発注した業者は既に消えちゃったのでここで紹介できないんですけど……(なんで?)

中国のお店で、1個$1という表記がしてあったお店です。

が、注意書きの所に「先に図案を相談してから購入手続きをしてください、価格は参考です」とあったので、まずはChatを送ってみました。

 

私「5 cm×5 cmのアクキーとアクスタを作りたいんだけどいくらになる?」

業者「どちらも一個$4だよ。だから個数を4個にして注文してね」

なるほど、だから1個$1表記なのか!!!注文するアクキーやアクスタのサイズに合わせて$1×◯で注文させて、お金をとるという仕組みなんですね。面白い。

 

ということで、アクキーとアクスタを1個ずつ注文しました!

こちらは11日くらいかかりまして……、

届いたのはこちら!!!(右のアクキーとアクスタ)



アップだとこんな感じ。アクスタがこれで……、

アクキーがこんな感じ!



前回のものと比較してみると、値段が高い分サイズが大きくて印刷も綺麗な気がします!前回同様アクリル樹脂で両面になっているのですが、図のズレもありません。

ただ、めちゃくちゃ綺麗……というわけではなく、ところどころ欠けもあるにはあるんですが……。まぁでもぱっと見はちゃんとできてるしいいな!!!!!!!

 

結論:シンガポールでアクキー/アクスタは作れる!!!!!

ということで、Shopeeのカスタムアクキーのお店は、怪しさ満点だけどちゃんとアクキーやアクスタが作れるよ!ということがわかりました。

1個から作ることができますし、送料も100円と安いですし、単価も安めですしトライしてみてもいいのかな?と思います。

とはいえ、個人的には口コミが全然ないものはおすすめしません。Shopeeのアクキー業者を利用するときは、

  • 必ず口コミを見て、口コミに添付されている画像と文章をチェックする
  • 口コミが多めな業者を選定する(方がいいと思う)
  • 説明文をちゃんと読む(事前に相談して値段を決定するタイプか、発注してから図を送るタイプか)
  • 図を送っても返事がない場合はChatで連絡を素早くする

というところを気にすると良いのではと思います!!!!!

 

 

この記事が誰かのシンガポールオタクライフの一助になればいいですが……!!!!

ならなくてもいいが!!!!!

アクキー/アクスタはいいぞ!!!!皆も作ろうね!!!!!!!