シダ同定異世界RPG風ノベルゲームの5作目「シダダン5」が無事リリースされました。
今回も攻略記事、書いておきます!
前回同様ネタバレしかないので、「何も知らずにドキドキしながら自力で探し当てたい……!」という方は見ずにプレイしてください。
が、一通り楽しんで、「他にどういう機能があるのかな」とか「どういう分岐があったのかな」「やり残しはないかな」等気になる方は、是非参考にして頂けたらと思います。
各クイズの点数
全て1問10点です。分岐は遅め。
ざっくりした流れは、
- 対モンスター演習システム:40点
- 体験授業①:40点
- 体験授業②:40点
ここまでの合計点で分岐
~100点の場合
- 強化ワイバーン戦:50点
100点~の場合
- (扉に行った場合)謎解き台:50点
- (扉をスルーした場合)水韮戦:50点
となっております。満点は170点となります。
今回用意されているステージの種類
始まり~常磐&蕨の町に着くまでは1ルートです。
分岐①校内散策
常磐から「ふたりはどうしたい?休んでもいいし、散策してもいいし……。」と聞かれたところで、休むを選択すると「対モンスター演習システム」の下りをスキップすることができます。上のルートに行きたいのであれば散策は必須です。
分岐②体験授業
体験授業は4つあります。
シダ形態学が出若倉、ポーション学が本宮、ワイバーン学が田字、神話・伝承学が常磐&蕨です。
分岐③100点未満の場合
デバイスをつけて強化したワイバーンを探す!というストーリーに入ります。強化ワイバーン戦ではHP制が導入されます。
クイズウィンドウ左下にHPが表示され、ミスするたびにHPが減るようになります。3回目のミスをした時点で戦線離脱し、胞子エンドに向かって話が勝手に進んでしまいます。
また、最終問題(5問目)はHPの残量にかかわらず間違えると一発アウトになります。ご注意ください。
完全勝利で前葉体エンドです。
分岐④100点以上の場合
道中、廊下に不審な扉が現れ、それを覗くかどうか選択を迫られます。
扉を覗くと謎解き台の試練になります。タイマー制が導入されます。
1問でも間違えるとorタイムオーバーすると戦線離脱し、受精卵エンドになります。全問正解で胞子体エンドです。
扉を覗かなかった場合、水韮に遠くの部屋へと連れて行かれ、そこで水韮戦となります。
ここではHP制が導入されます。その上タイマー制が導入されているので、時間切れになると自動的にミス判定になります。
クイズウィンドウ左下にHPが表示され、ミスするたびにHPが減るようになります。
最終問題(5問目)はHPの残量にかかわらず間違えると一発アウトになります。
負けた場合新芽エンド、勝利した場合胞子散布エンドです。
タイマー作動中はセーブもできず、宝箱も見ることができません。ご注意を。
宝箱制度
今回も「宝箱制度」があります。
初回プレイ時、前半の出店選択画面の段階に入ると右上に小さな宝箱のマークが表示されるようになります(この画面はシダダン1のもの)。
これを押すと、「戦利品一覧」を見ることが可能になります。
戦利品は4つあり、体験授業各コースにおいて1つずつ存在し、そのコースで満点をとるとプレゼントしてもらえるものとなっています。獲得した時点で宝箱を開くと、獲得した戦利品のアイコンを見ることができます。
アイコンをクリックすると、詳細を読むことができます。実はこのアイテムたちは図鑑代わりになっていて、今回はひとつの種について詳細な画像を見ることができる作りになっています(下に並んでいるボタンを押すことで画面を切り替えることができます)。
宝箱は、タイマーが動いていたり場面遷移していたりしなければ、基本的にいつでも開くことが可能です。クイズの最中でも開くことができますので、わからなくなったり確かめたくなったりしたら是非開いてみて下さい。
また、この宝箱の中身はプレイごとにリセットされることはなく、2周目以降はその前の宝箱の中身を保持したまま進むことができます。よって全ての戦利品を回収・揃えることができます。コース・ゲームに取り組むたびに戦利品が増えて知識も増える、そんな設計になっております。
小ネタ
タイトル画面
- 2周目以降エンドリストが出る
- 2周目以降タイトル画面が変わる(ランダム4種)
- 2週目以降郵便ミニゲームが出る
- 胞子散布エンド達成後限定タイトル画面になる
- 胞子散布エンドになると後日談に行くための鍵アイコンが出る
の5つが変更されます。
後日談
鍵アイコンを押すと即後日談に入ります。後日談の中での主人公の名前は、胞子散布エンドをクリアしたときの名前が勝手に設定されます。
後日談でもクイズを解くことになりますが、間違えたり正解したりしたからといって何かあるわけではありません。純粋にストーリーとして楽しんで頂けたら……。
途中で分岐が1箇所あります。誰と同行するか?のところですね。新たに出てきた賢者と親睦を深めて貰えたら、と思います。
全て読み終わると、エンドスチルを得ることができます。こちらはエンドリストの下の鍵マークから見ることができます。
エンドロール後の画像
エンドロール後の画像は、エンドの種類によって変わります。
そしてそのスチルはエンドリストに掲示されるようになります。
エンドリストの画像をクリックすると大きい画像を見ることが可能です!
会話差分
結構色んな要素で色んな部分が変わるようになっています。
例えば最初、緊張する常磐くんに話しかける言葉を選ぶ時には、「蕨さんもいるから安心。」を選ぶと、蕨くんが喋る上にちゃんと助けた後誇らしげにしてくれます(なんのサービス?)
神話・伝承コースを選んだ時は結構変わる要素があります。
- 対モンスター演習システムをスキップすると「常磐が水韮を覚えてない」のくだりが消え、簡略化される
- 神話・伝承を経由しておくと異質な扉の奥の家に入った時背表紙を見た時の台詞が変わる
また、水韮との最後の決戦では戦い方によって発する言葉が結構変わるので色々試してください。全問不正解(全く攻撃しない)とか。
各エンドへの行き方
各エンドの差
胞子散布(所謂ベストエンド):水韮との和解(?)
胞子体:何かを知ることができる
新芽:水韮とすれ違ったまま町を去る
受精卵:寂しがり屋のおばけの話を聞く
前葉体:皆から感謝されて町を去る
胞子:水韮の不思議な力を目の当たりにする
気になる人向け:世界設定の一部
ゲームをプレイして、これどうなってるの?と思うところもかなりあったと思います。
今回も実は世界設定に関する内容なんですよね……。
一部だけですが書き並べておきます。
- 気づいた人もいるかもしれないが、水韮が前回(シダダン4)のおまけゲームで出てきた「自分」だった人。「まだ……『彼』のことを完全に理解するためには、全然足りない。」と言っていたことが今回に繋がっている。兄上~理解できないよ~……ってことですね。
- 水韮は演習システムのことをよく知っていたし、常磐が「よく見かけるけど誰かわからない」と発言していたことから(シダダン4課題と今回の授業にて)、この場所によくいるのだろう。しかし胞子散布エンドで明かされるように、彼は「忘れられる」呪いをかけられている。そのため誰にもはっきりとは覚えてもらっておらず、毎回出会いから始めているのだ。蕨は若干覚えているようだが……。
- 神話・伝承学を選ぶと、水韮が古文を翻訳してくれる。これは相当古くから生きていることを考えれば当然できることだ。その訳を見て蕨が言う「おかしい」は、『ここまでの訳ができるなんて普通の人なら考えられない』という意味を含む。恐らく特殊な専門用語や言い回しの訳をさらっとのけてしまった水韮に対して、蕨は違和感を感じたのだろう。
- 胞子エンドでは水韮が問題展開を介さずに直接攻撃する手法を展開する。これはシダダン2で既出の日陰之が編み出した攻撃方法と同じだ。これができるということから、水韮が日陰之のことを研究していることが分かる。
- 胞子体エンドと胞子散布エンドを見ればわかるだろうが、兄上=日陰之である。水韮の記憶の中で神が「悪い取引をしたつもりはない」と発言していることから、日陰之はかつて神となにか取引をしたらしいと分かる。そして水韮は神に歯向かって負けたせいで呪いを受けたらしい。よって彼は忘れられ、そして町から出られない。特別な力も特にないので、部屋に主人公を直接連れて行く……という方法しかとれなかったのかも?
- 後日談では、水韮からの贈り物が賢者の鞄から現れる。賢者は何も覚えていないが、これは水韮が賢者に頼んで鞄に入れてもらったものだ。忘れられる呪いはここでも効いている。が、主人公はそれに気づいているのかいないのか、「鞄に入れれば返事ができるかな」と言っている。少なくとも主人公は水韮を忘れていないようだが(異物なので)……。
もし情報が足りなかったら……
これで全部書いたはずですが、何か情報が足りなかったり、
「ここはどうなってるの?」「具体的な値を教えて!」等のリクエストがあれば書き加えますので、是非Twitterやコメントで問い合わせていただければと思います!
みなさんが楽しんでくれますように!