言い訳から始めます。
4月1日から、3年日記というのを始めたんですね。
これは、つけてくと3年間、同じ日に何をしていたかが見通せるようになるというやつなんですが……
で、マスが小さめなので、加えてスケジュール帳も買ったんですね。自分がやったことの記録のために。
これは、毎日がブロック型になっていて、日々やったことが割と大きめの空間に記録していけるという代物です。カメレオンが可愛いからこれにした。
そんなわけで、日記とスケジュール帳2つを組み合わせて日々の記録をとっています。日記は感じたことや考えたこと、スケジュール帳にはタスクとして何をしたか、次何がしたいか、何ができなかったか等を書き留めていきます。
2つの紙ベースで管理するだけで回るかなと心配だったんですが、まぁ割と上手く機能してくれちゃって、「自分が何をしたかを記録しておきたい」「自省してそれを次に活かすサイクルを作りたい」という欲求が満たされています。
ですが1つ問題がありまして……。これらの欲求は、元々自分がブログを書く動機に近いんですね。つまりどういうことかというと、スケジュール帳と日記で回してるとブログに何書けばいいかわからなくなる。ちょっと。
ということで更新があまり頻繁じゃなくてすみません。
でもブログは書きたいので、今日は最近の中国語勉強について軽くまとめてみようかなと思います。
ブログは色々まとめる用と、人への近況報告用に使えば良いのだ!と勝手に納得している。
本題:最近の中国語勉強について
中国語を12月から勉強し始めています。
中国語に真面目に取り組んでみたい!と思い、独学で頑張っています。
自分の手元にある本は元々下の3冊でした。
で、取り敢えず上2つは12月~3月の間で、夫がいない休日等にバーッと進めて終わらせました(読むだけだと頭に入らないから、notionにノートとりをしながらやった)。
自分は、語彙だけ提示されても上手く頭に入らないタイプの人間なので、この本の中で紹介されている基本の文法と、メインで文章中に使われている単語だけ覚えた感じです。
(発音練習などは上で紹介した前回の記事で書いた通り、別でやっています)
「本気で学ぶ」の方は、正直見た目がごついのでちょっと放置してました……笑 いつかやる時が来るだろう!と、まぁその時まで積んでおいてご利益を得ておこうという感じ。
上の本に加えて、アプリもやってました。
最初はHelloChineseってやつをやってました。これは、何度も発音してくれるし、テストもくどくていいんですね。
めちゃ気に入ってたんですが、ある段階(確かHSK2級レベル?)まで到達すると、「これ以上やるのは有料だよ!」ってなっちゃって、一切進められなくなってしまったんですね。
課金するか悩んだんですが、どうせなら一番良さげなアプリに課金したいし、とも思い、別のアプリを試すことにしました。HSK Onlineというのをやってみることに。
こちらも大変良いシステムで、かなり良い勉強ができます。加えて、テストがHSKに非常に近くて、実践的なのが良いなと思います。文法もゴリゴリやってくれます。HelloChineseではやれなかった所まで進められています。
しかし、無料の場合は1日5分しか勉強できません。
……が、これを逆手にとると、「1日5分ならやろう!」という気持ちにもなるというか笑 1日5分の権利が勿体ないから毎日進めよう!みたいな気持ちにもなるし、案外良いように働いている感もあります。物足りないですが……永遠にできる、となったらどれだけ続けられるかな、とちょっと不安に思ったりもします。とある保育園で罰金を課すと遅刻者が増えた……みたいな実験を思い出しますね(思い出すか?)
まぁそんなわけで、個人的にはHSK Onlineは初学者にかなりおすすめです。1日5分ならやる気出るでしょ。ちなみに日本語解説より英語解説の方が分かりやすいです。google翻訳による解説は英語verにしては如何。
自分のレベルが分からない
これらを最初は延々と回していた訳ですが、ふと気になったんですね。
自分は今どれくらいの力がついていて、これから何をしなきゃいけないんだろうか?
それを確かめるにはHSKを受ければいいかな、と思いまして、HSK3級の教材を購入してみました。
この本には過去問が5回分入ってるので、取り敢えず第1回を、時間を守って実施してみることにしました。
取り敢えず一回解いてみて分かったこと:
- リスニングが全然聴けてない。聴けてないくせに雰囲気(そこはかとなく聴けている単語からヒントを得て選択肢を選んでる状態)で当たるのですっきりしない。
- 読解・文法・字はほぼ満点とれる。基礎文法があれば分かってしまう文章らしい。
- 今の実力でもHSK3級は合格しちゃうみたい。もっと高い壁だと思ってたのに……。
そっか、HSK3級はこんなに何も分かっていないのに受かるのか、という、なんとなく虚無感を感じました。HSK3級は本当にもっと高い壁で、自分は全然足りないというオチだと思ってたんですね。ところがあっさりできちゃったわけ。
よくよく後から「ゼロからスタート」の帯を見たら、「HSK4級合格!」って書いてあるやないかい!てことは、ゼロからスタートの2冊程度の文法と単語が入ってたら、3級なんか余裕なんだね、本当はね。納得しました。帯なんて知らなかったよ。
とはいえもやもやとするので、より詳細な分析のために第一回の復習として、リスニングを全て聞き取って書いてみる&読解の所も何が分からなかったか詳細に抜き出してみる、というのをやってみました。すると分かったのは、
- リスニングで「聴けてない」と思っていたが、実際はかなり音は聴けている。音は聴けているけれど語彙数がないからどの語彙なのかが分からない、つまり知らない語彙の音を聴いて「知らないぞ」と反応しているだけなものが大多数である。分からない原因は語彙数不足。あとは語彙と音の対応がまだ強固ではない部分があるからぽい。
- 読解でもほとんどの文法は分かっている。分からない文法は2,3個しかない。やはり足りないのは語彙で、単語が分からないから文章の意味が分からないものが間違いの原因になっている。
ということでした。
(ちなみになんですが、この過去問集、ピンイン表記がないんですね。私はgoogle lensを使いました。
google lensで文章を写して、選択して、「読む」というボタンを押すと、読み上げてくれます!
しかも単語を選ぶと、すぐに検索結果が出てきて、ピンインも意味もわかります!強い。
是非google lensをご活用下さい。)
と、語彙数の不足ばかり目立ちましたが、
いやいや文法だってまだまだ足りないはずでは?と思い、謎の中国語のテスト(レベル分析用のやつらしい)をやってみた所、やはり文法から全く意味不明のものがぽんぽん出てくるんですね。やっぱり足りないやん!
結論、私に足りないのは、
- 圧倒的に語彙数(音、意味の理解も含む)
- 応用的な文法(まだまだ出会ってない文法があるぜ!)
- 自分で文章を作り上げる能力
だと思いました。勿論、リスニング力(音の聞き分け)とかも足りないんですが、上で挙げた物たちの足りなさが圧倒的なので、まずはそっちをどうにかしてからかなという気がします。
ついでに、HSK3級は、おそらく1の語彙数だけが点数ととれるか否かの鍵を握っていて(基礎文法なんてそうそうネックにならないだろうから)、語彙数さえ増やせば楽に乗り切れちゃうんじゃないかな という気がしました。
そうだとしたら、自分は3級をわざわざ取得する必要はないかなぁ、という気持ちになりました。
自分は中国語を勉強してどこに到達したいんだろう?と思ったんですが、
やはり言語を勉強しているからには自分が表現したいことをその言語である程度表現できるようになりたい!と思っている気がします。
だから試験に受かって資格を得るために勉強するというよりは、受かる実力が元々あるから勿論試験も受かる、みたいな感じになりたい(伝わりますかね?)。
表現したいことを表現できるようになるには、語彙は必須で、語彙がなければ何も伝えられません。語彙is重要。なので語彙は絶対増やしたい。
加えて応用的な文法も知っておきたい。何故なら、会話する時は相手の言葉の理解が必須だからです。相手が基礎文法ばかり使うとは限らないので、聞く時・読む時のために知識を得ねばならぬ。
したがって自分は、語彙数をひたすら増やし、かつ、一層の文法知識を得るぞ、という方向性に定まりました。あとは耳慣れ。作文。
どうやってやるか
やりたいことは決まりましたが、どうやるかという所を決めないとやれません。
ので、取り敢えず、語彙数を増やすために、「テキストやラジオといった色々な媒体を通して単語と出会い、出会う度に単語帳を作って反復練習(聴く・意味確認する)しよう」となりました。
媒体として、
などを採用することにしました。
で、出会った単語たちの反復練習用には、wordholicというサービスを使うことにしました。
これはアプリで、スマホで使えるんですが、いいところとして
- パソコンでSpreadsheetを組むとデータを入れられる
- 中国語で読み上げてくれる
- テスト機能が充実している
- 無料
等が挙げられます。いいですね。しつこく練習させてくれそう。
なので、上で挙げた媒体たちで単語と出会う度に、Spreadsheetに簡体字の中国語のコピペして貼り付けています。スマホだとちょっとデータ作るの大変だから、ありがたい。
文法については、本気で学ぶ中国語を真面目にやっていこうかなぁと思っています。あとはゴガクルかな。
いい感じに限界が見えてきたら、HSK5級とか6級の本を買ってやってもいいのかもしれない。またはテレビやラジオで中国語を聴くとか。
耳慣れはwordholic、NHKのラジオ、HSK Online、あとはゴガクルのリスニングテストを活用しようと思っています。
ゴガクルのテスト機能を使うと、作文力も磨けるので、ゴガクルはしっかり使っていきたいですね。
HSK3級の過去問取り組んでみてよかったなと思うのは、「この表現めっちゃ使うな」という感覚がちょっと芽生えたことです。例えば好的。とかね。やっぱりさらっと言う言葉はちゃんと身につけていきたいね、と思いました。
ということで、今後もがんばりますよ!いいサービスとか本があったら、是非教えて下さいな!