あいまいまいんの生物学

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植物同定恋愛ゲーム第二弾、できました

以前、植物同定恋愛ゲーム「ぷらんちゅ」を作成しまして……

i-my-mine.hatenablog.com

 

その後第二弾に着手しまして……

i-my-mine.hatenablog.com

 

第二弾ができました!(これをクリックするとプレイできます!)↓

novelgame.jp

 

 

前回と今回のゲームでは目的が違います!

前回のゲームは、どちらかというと「身近な植物を見るきっかけ、見比べるきっかけを与えたい」というのが主目標でした。

普段植物を見ないような人、興味も持ってないような人にじっくり見る機会を提供して、「植物ってちゃんと見ると案外色々あるじゃん!」と思ってもらえたらいいなと思ったのです。

あとはちょっと踏み込んで「同定の面白さ」も伝わればいいな、と思っていました。

てなわけで、割と万人受けするような、全然植物に興味なかった人でも取り組めるような難易度とコース設計にしたんですね。

同定に既に興味を持っている人や、本当に同定ができるような人にとっては「腕試し」に近いものになればいいな、とももちろん思っていましたが……。

 

対して今回の「ぷらんちゅ in Singapore」は

というのが目標です。

シンガポールにいる植物、というのは、もちろんシンガポール在来種であったり普通に生えてるものも含みますが、人の手によって植えられている街中の植物や、植物園で見られる植物も含んでいます。つまりは、「シンガポールに来た時に見ることが期待できる植物」たちです。

なので問題はあまり簡単ではなく、同定力の育成……という要素も少々薄くなっています。

問題も総じて難しめで、最初から開花エンド……というのは厳しいかもしれません。嫌になってしまう人もいるかもしれない……とちょっと危惧しているのですが……。

 

ですが個人的には、「知らないものがこんなにある!」ということを知るのは個人的に良いことだと思っています。知らないものばっかりだ、ということを知った時に、新たな興味への扉が開かれるとも思うので。

そもそも海外に行ったら本当に知らないものばかりになりますし……。そこを誤魔化す必要はないし、むしろ積極的に目立たせていくべき所ではないかと思ったのです。

場所を動くだけで本当に多様な植物がある!ということに気づけば、より一層色んな植物に目が行くようになるかもしれない。

今までぼんやり見ていた国内の植物園の解像度が急に上がったり、温室に興味持って行ってみようという気にもなるかもしれないし、比較して日本の植物をちゃんと見てみようという気持ちにもなるかもしれない。

日本でも園芸種でたまたまクイズに出たものを見かけて、「あっこれじゃん!日本でも育てられるんだ!」って楽しい気持ちになるかもしれない。

そんな感じで、海外旅行での楽しみ(見どころ?)が増えるのはもちろん、国内で過ごす上でもなにかしら楽しくなると思ったのです。

 

ということで、「分かる快感」というよりは「出会う快感」をメインにしたゲーム設計にしました。

 

今回のゲームのゲーム性について

キャラクター

今回のゲームでは出てくるキャラクターが3人になりました。

一人目は前回から引き続き登場の植物好子さん。夏服verです。

2人目がシンガポールで出会うプラナさん。

3人目が主人公と好子さんの通う学校の在校生、獅子頭先輩です。

プラナさんと獅子頭先輩については、下で詳しく説明を加えていますので、よければご覧くださいませ。

それぞれのキャラクターについて攻略……というかお近づきになれるシステムなのですが、獅子頭先輩だけは2周目以降しかそういうモードになることができません。2回目から行けるルートっていいな、と思ったので意図的にそうしてみました。

 

分岐

前回のぷらんちゅでは皆強制的に1ルートでしたが、今回は割と分岐がある設定にしました。クイズにどれだけどういう風に正解するか、どういう会話をするかで細かい台詞等がだいぶ変わる上に、行けるルートも強制的に決められてくるので、きっと個々人で異なる体験ができると思います。

また、今回は遊び心でマップ選択なる仕組みも取り入れてみました。地図の上の好きな場所を押すとそこに行ける……というシステムです。

エンドは好子6, プラナ6, 獅子頭4の合計14種類ですが、細かい所のストーリー展開も入れると無数のストーリーが作れます。満点をとるとエンドもちょっとだけ変わります。ちょっとだけだけど。満点狙ってみてくださいな!

 

好感度

前回のぷらんちゅではどんなにひどい態度をとっても好子さんが超ポジティブに拾ってくれ、最終的な好感度はクイズ正答数のみに依存する形でした。

が、今回は違います。

人間として酷い答え方をすると普通に相手に嫌われる原因になり得(めちゃくちゃクイズで挽回すればその分好感度も上がりますが……)、行けるルートが変わったり相手の反応が変わったりエンドに影響したりします。

恋愛ゲームらしさが少々アップしたかな?と個人的には思ってますが、どうでしょう?

ゲーム中に反映させた私視点の「シンガポール

ゲーム中に出てくる場所(のモデル)は勿論、出てくる植物はほぼ全てシンガポールに実際生えている植物になっています(クイズの主題は全て実在しますが、選択肢の一部は無いものもあるかも?)。植物の写真自体もほとんどはシンガポールで撮影されたもの、というか自分自身でシンガポールで撮影したものです。それ故同定には険しい画角のものが少々あり、申し訳ないですが……。

あとは背景画像も基本的に全てシンガポールで撮影してます。教室とか、飛行機はフリー画像ですけどね……。

そういう所以外で、私が感じるシンガポール感を反映した所が幾つかあります。

 

反映ポイント① プラナさんのあれこれ

まずはプラナさんですね。

プラナさん、名前の由来からお話すると、Plantに近い発音だから……というのが一つの理由です。が、それだけではなくて、シンガポールの「プラナカン文化」という言葉からも由来しています。

そもそもプラナカンというのはなにかというと、15世紀後半あたりにマレーシアやシンガポールにやってきた中国系移民の子孫を指す言葉です。移民の人達が現地でマレー系の人々と結婚し、マレー、中華、そしてヨーロッパといった多彩な文化がミックスされて独自の文化である「プラナカン文化」というものが成立したと言われています。検索してもらえば分かると思いますが、鮮やかで可愛らしい色使いと、なんとも言えないデザインの数々が素敵で、私はとても気に入っています。シンガポールにも息づくこの文化の名前をぜひキャラクターに反映したいと思い、「プラナ」という名前にしました。

 

プラナさんの制服は、こっちで一回見かけたものをアレンジしてデザインしています。妙に明るい水色が印象的でした。

とはいえこういう制服ばかりというわけではありません。日本同様、シンガポールでも学校ごとに全然制服は異なり、色んなタイプのものがあります。もっとノーマルな(?)制服も普通にあれば、ズボンタイプのものもあり、ワンピースタイプもあり、と様々です。

身だしなみ、というか髪色等については、これも日本にかなり似ています。日本より大人しい、控えめで素朴な印象かもしれません。ですがゲームではさすがとそこまで再現しませんでした。長髪……というところは反映しました。こっちでは若い人でショートカットの人がほぼいません。というか地元の美容室に行っても日本みたいに素敵なショートカットは基本してもらえません。ヘアカットの技術がそもそも違うのかな、と思ってるんですが……。

 

プラナさんの髪色やアイカラーはシンガポールの国花であるVanda Miss Joaquimというランをイメージしてピンク色にしました。

この写真だとあんまりピンクじゃなくない?紫じゃない?と思うかもしれませんが、検索してみて貰えば分かるように鮮やかなピンクのものもあるのです。

このランは鮮やかで素敵な見た目をしていますが、丈夫で回復力が強い……という性質があり、それがシンガポールの精神を反映しているということで国花に選ばれたのだそうです。

それを反映してプラナさんもタフで、明るくて、どんな困難も乗り越えて頑張るような女の子にしようと思いました。

あとはシンガポールの国旗が赤白なので、それを混ぜたカラーとしてもいいのではないかと思いました。そんなこと言ったら日本だって赤白なんだから混ぜたらピンクだよね、とか思うかもしれませんが、まぁいいじゃないの。日本代表は好子さんがもういるのだから(?)。

 

プラナさん日本語話しすぎ問題についても実は案外フィクションではなく、シンガポールでは本当にびっくりするくらい日本語をペラペラ話せる人が割と存在します*1。第三言語(なんなら第四、第五言語)を学ぶ土壌がかなり出来上がっているようで、言語学習を支援する制度も一部あるみたいです。

植物の専門用語をここまで分かるか?と言われたらそれはどうかなという感じですが(なぜプラナさんが専門用語までペラペラなのかは一部シナリオでは判明するようになっています)、普通の会話では滑らかに、むしろ日本人でもなかなか使わないような表現を平気で使う人に何人か出会いました。そういう人は大抵日本の小説や漫画を読みまくっていて、いやはや凄いなぁと感動しっぱなしです。

ちなみにシンガポールで基本的に使われる言語は英語……と思われがちですが中国語と英語両方がメインで使われているなという印象です。一部の場所では中国語しか通じないこともザラにあります。英語はシングリッシュと俗に言われるもので超へたっぴな発音でも余裕で通じます。ありがた。街中で他に聞くのは、韓国語、タミル語、マレー語かな。看板には大抵英語、中国語、タミル語、マレー語が書かれていますね。

看板の一例。MRTという電車?に乗る駅で見られるやつ。なんでこんな画像撮ってるの?という感じだが……

今まで出会ったシンガポールの人々は皆距離感が妙に近いというか、フレンドリーで、それでいてさっぱりしている人ばかりでした。なんかすぐ仲良くなってくれるんですね。なのでプラナさんにもそこは反映している……つもりですがどうでしょう。

プラナさんの服装についてもかなりシンガポールっぽさを反映しました。こちらでは皆大抵へんなTシャツ+短パンでおしゃれなショッピングモールだろうが公園だろうが森だろうがどこでも歩いてます。すごいラフですね。日本だと日常生活でもTPO気にしちゃうけど、こっちでは日常は日常、って割り切ってる気がします。勿論おしゃれさんもいますが、男女ともに圧倒的なTシャツ+短パン率です。

でもって繰り返しになりますが「へんなTシャツ」が妙に多いんですよ。シンガポール人が着ている変なTシャツの画像だけで個展が開けるのではというレベルで面白いです。変じゃないTシャツも勿論ありますが、多様性がすごいです。プラナさんのTシャツもシンガポール人が着てそうなものにしてみました。

本当は……腹出しファッションもかなり多いのでそれも反映させようかと思ったんですが、見ているだけで私のお腹が冷えそうだったのでやめました。

 

反映ポイント② 突然降る雨

これは特定シナリオでしか発生しないイベントなのでここで書いてしまうと少々ネタバレになってしまうのですが、ゲーム中で突然雨が降ってくる演出があります。

これはシンガポールあるあるです。一日の天気が安定しません。なので天気予報も全く当てになりません。天気予報アプリは参考にもならないレベルです。

雲ひとつない快晴の日でも、突然雲ばっかりになってきて超強い&凄い量の雨と1分ごとに鳴りまくる大音量の雷に見舞われることもあります。雷の音やばいです。日本ではなかなか聞かないレベル。雨の音もすごいですけどね。生命の危機を毎回感じます。

ちなみにゲーム中で出てくる雨の音はシンガポールで生録音しました。シンガポールの生の雨の音を体感してください(雷も録音したけど、さすがと怖いかな……と思ってやめました)。

スコールみたいな雨の時もあれば、しとしとぽつぽつ降る雨の時もあり、シンガポールの雨は極端だなと個人的には感じています。

あと面白いのは局地性ですね。1kmしか離れてない場所でも、一方はスコールで一方は快晴、なんてことがザラにあります。こんな小さな島国でも場所によって全然天気が違います。MRTに乗って移動していると、降ったりやんだり晴れたりが繰り返されて面白いですよ。

 

反映ポイント③ 夜に外出しても平和な街

これもまた特定シナリオでしか通らない展開ですが、夜の街で高校生たちが平気でおしゃべりしてる描写があります。高校生が夜外にいて大丈夫なの、外国人である日本人が普通にいて大丈夫なの、と思うかもしれませんが、大丈夫です。安全なので。なんなら日本より安全。

外国人だから嫌な思いをした、ということは今のところほぼないです。日常生活なら一回もないかな。普通に接してもらえるし、日本人だと分かったときには日本人としてフレンドリーに接してもらえることがほとんどです。

昼でも夜でも女性ひとりで出歩いてても平気です。……と言いつつ勿論警戒して夜はさすがと一人で出歩きませんが。すごい場所だよね。

 

反映したくてもしきれなかったシンガポール

ゲームに反映させるとあまりにも詰め込みすぎになるので、泣く泣く削ったものも沢山あります。例えば……

  • 街を散歩するとかなりの確率でアガマ科の爬虫類とエンカウントすること
  • 植物園とかに行くとオオトカゲやリスにエンカウントすること
  • 飛んでる鳥の種類が違うこと
  • ホーカーセンターというご飯を食べる場所があること
  • 工事の音がどこに行っても聞こえること

などなどです。生き物についてはエンドロール後に出る画像で出すことにしました。エンドロール後の画像は4種類がランダム出現するようになっています。

 

獅子頭先輩について

獅子頭先輩は、Researchat.fmのお二人と前作の「ぷらんちゅ」のゲーム実況で考案された(?)キャラクターです。


www.youtube.com

完全に冗談のノリで出てきたんですが、いいんじゃない??という気持ちになり、今回正式にキャラクターとして登場させてみました。

獅子頭先輩はシダであるシシガシラを頭(カシラ)に抱く存在で、頭のアホ毛がシシガシラっぽくなっている存在です。名前の「羊」も一部のシダ植物を指す言葉である「羊歯類(しだるい)」からとっています。そのせいかちょっとだけシダ熱が強いというか、シダに関しては無邪気にはしゃいじゃう、結果変なTシャツもシダ関係なら即買ってしまうという存在です。

一方で、作中でも触れられているように、賢くて優しいという最強の先輩でもあります。私の中の勝手な設定では生徒会長を務めた経験もあることになっています。

賢くて、子供っぽい一面もあって、その上恋愛事には不器用であんまり慣れていない、というかそもそもそういう感情さえあまり抱いたことがない……という感じ。私は獅子頭先輩超好きになってしまって、テストプレイも無駄に獅子頭先輩ルートに進むせいで全然デバックが進みませんでした。私はあほ。

 

今回のクイズ作り

前回のぷらんちゅでもクイズを作るところでかなり苦戦しましたが、今回は更に苦労しました。

写真が自分で撮影できて手に入る……のはいいんですけど、

そもそも撮った植物の同定が本当に合っているのか?

というところは自分ではやはり限界がありまして。

基本的に自分側での同定は、シンガポールが独自に植物をまとめている下の検索サイトを用いて行いました。こういうサービスがあるの本当にありがたいですね。

www.nparks.gov.sg

でもこれ、英語じゃないですか。

このサイトで学名が分かって、その学名で検索かけても、結局日本語で説明がないような植物も沢山あって……英語で読むしかないんですね。読むしかないんだけど、日本語訳した時にこの科の名前で合ってるのか?この呼称のものと一致するものなのか?等など、かなり悩みました。聞いたことない科名も沢山あるので、超怖かったです(ケントロプラクス科とかね。何ケントロプラクスって……)。

クイズ元案を独力で作りきったものの、不安でいっぱい……自分ひとりの力では無理だ!となりまして。Twitterで協力して下さる方を募った所、

植物に詳しいお二人が声をあげてくださり、もう本当に感動しました。

お二人というのは、ゆるふわ生物学のロッキーさん(前作でもチェックして下さった)と、

twitter.com

Tomoki SANDOさんのお二人です。

twitter.com

お二人は普段から私の植物写真付きツイートに対して色々反応して下さり、めちゃくちゃ貴重な話をしてくださったり色々教えてくださったりしてくれる方々で、

その上自身でも様々な植物の写真をアップして有益な情報を発信して下さるというスーパーマンみたいな存在です。私の今の知識はこのお二人によって作られたといっても過言ではありません。

本当にありがたいことに、そんなお二人ともが大変快くご協力して下さり、

同定ミスがないかチェックしたり、

自分が属までしか同定できてなかったところを種名に落とし込んでくれたり、

クイズに関してもアドバイスを下さったり、とめちゃくちゃ多方面で手伝ってくださいました。

本当に感謝してもしきれません。お二人がいなければリリースはできなかったです。

ロッキーさんに関してはゲーム中に出てくる「葉のつくり基礎編」の授業内容も監修してくださりました。その延長線上で自分もめちゃくちゃ勉強させて頂きました。ありがたすぎる。

 

そんなわけでお二人にご協力頂きながら作ったのですが、前回のように「新Engler、クロンキスト、 APGで科が違ってない」……みたいな制約はさすがと今回は守りきれませんでした。なるべく揺れてないものを選びましたが、一部の問題はそれぞれの分類体系で科が異なる植物も入ってしまっています。

例えばドリアンなんかはそう。基本APGに則ってしまったので、他の分類体系を用いている方々には難しい形になってしまい申し訳ないなという気持ちがあります。すみません。

自分にもっと植物知識があって、もっと色んな植物が同定できてたら回避もできたと思うんですが……。

 

クイズ作りで意識したのは、

「知ってる・知らない だけで終わる問題だけにしない」

「知ってるとちょっと楽しい・気づきがある問題を取り入れる」ということです。

前者については全ての問題が守れているわけではありません。完璧にそのものを知らないと解けない問題もいくつかあります。が、それだけだと面白くないし、何も考えられないので、一部は考えられる・推測できるような問題になるよう努めました。難易度も意味不明な状態にならないよう、調節をしたつもりです。

後者については、身近な飲料や食べ物について知ることができる……というような、なんとなく日常生活に知識が反映されるような問題をなるべく作るようにしました。解説も、ちょっとだけへぇ~ってなるレベルを目指しました。その結果めちゃくちゃシナリオが長くなってしまったのですが……。こういうのって塩梅が難しいですね。

 

ものすごく苦労しながらクイズを作ったんですけど、クイズを作りながら、

あぁこんな植物も見たな、これはすごかったな、とか、

これを最初見たときは何科かわからなかったな、とか、なんだか色んなことが思い返されて、自分がシンガポールに来てからの軌跡を辿っているようでめちゃくちゃ懐かしい気持ちになりました。

その上調べることで新たに知ることも沢山あって、へぇ~そうだったのか!この植物たち、科が一緒だったのか!ってなったり、芋づる式に新たな植物を知ってこんなのいるんだ見てみたい!!ってなったりと、クイズ作りを通して自分自身もめちゃくちゃ鍛えられました。だからこのクイズたちは私がぜーんぶ知ってることを上から目線で出してるわけじゃなくて、私の等身大の学びが詰まってる……という感じなんです。私も勉強中で、勉強中の身としてこういうものを作ってる……という捉え方をしてもらえると嬉しいです(上から目線で『こんなのも分かんないの?』みたいな出し方をしてるわけじゃないよ、と伝えたい。)。

ということで、ミスもあるかもしれません。勉強中だから許してください……。そして可能ならば育ててください。優しく育ててもらえると嬉しいです。

 

自分の作品というよりは、皆の作品になった気がする

前回のぷらんちゅは顔も名前も知らない沢山の人々に支えて貰って作りまして、どこかの誰か達よ本当にありがとう……という気持ちだったのですが、

今回の作品はそういう人たちだけでなく、自分自身の周りのリアルな知り合いの人々が沢山協力してくれた結果完成しました。「自分の作品」というよりは、「皆の作品」になったなぁという気持ちが強いです。

例えば上で挙げたように、獅子頭先輩という存在はResearchat.fmのおかげで産まれましたし……、

クイズはロッキーさん、SANDOさんのおかげで練り上げることができました。

作中のミニキャラアイコンは、テストプレイに参加してくださったAyaneさんが「描くよ!」と言って大変快く描いて下さりました。

twitter.com

超可愛くないですか???ありがたすぎますね……。

作中では二箇所で出てきます!どこか探してみてね!!!

 

そしてファンアートですよ。ファンアート、もうめっちゃくちゃ嬉しくて、毎回頂くたびに発狂してます。だって、わざわざ時間割いて、線引いて、素敵な色塗って……ってやって下さるなんて信じられないですよね???すごくないですか???

ファンアートを送って下さる方々のおかげで、エンドロールもものすごく華やかになりましたし、何より自分がめちゃくちゃ元気づけられました。ゲーム作り切れたのはファンアートや感想を送ってくれる心優しく素敵な方々のおかげです。本当にありがとうございました。

前回の記事以降頂いたファンアートを以下で紹介させて頂きます!

 

ゲーム実況もしてくれてありがとう!

第一弾のぷらんちゅについてですが、

ゲーム実況してもらえるなんて夢にも思っていなかったので、何個か動画が上がっているのを見て本当にびっくりしました。

実況してくださった皆さんに感謝感謝です。楽しんでもらえてたらいいのですが。

ゆるふわ生物学さんもやってくださいました!ありがとうございます。


www.youtube.com

 

ゆるふわ生物学さんがやってくださった結果、コメント類の方々が沢山素敵なファンアートをあげてくださったのですが、ゆるふわ生物学との兼ね合いがあるのでここで紹介できずつらい……!!!!!!!!!

どれをとっても超素敵な絵ばかりなので、是非皆さんにも見てほしいです。

 

加えてゆるふわ生物学実況で生まれた「井元草(イノモトソウ)」さん!なぜどんどんシダが人名に変わっていくのかわかりませんが、獅子頭先輩に次ぐシダ由来の(?)キャラクターが誕生しました。

そのキャラクターも超素晴らしい絵にして何人かの方がアップしてくださったので、今度記事で紹介したい……(先に許可取り忘れたのでここで掲載と紹介ができず残念です……!!!)。

 

取り敢えず超大作を頑張って作ったので、超速開発はおやすみして、

休憩時間にゆるゆると次のゲームを作っていこうかなと思っています。

次はなんかもうめちゃくちゃゆるゆるしたゲームにしたい。ゆるゆる。

ゆるゆるシダが好きな子たちと、ゆるゆる同定するだけの……面白いのかわかりませんが、自己満足でやっていくぞ。

 

では!

*1:というのは建前で、本当はゲーム作る時に英語や中国語で文章書くのが嫌だったんじゃないかって?……ノーコメントで……。