最近、めっちゃ忙しいです。
でも、人間って忙しいときほどやる必要はないなにかをやりたくなってくるじゃないですか(主語がでかい)。
私の場合、なんかすっっっごく立体を作りたいな~……って欲が高まってしまいまして。自分でイラスト描いて、それを立体にしたいな~……と。忙しいのに。
その結果、
- 羊歯守
- アクスタ
- CD風キーホルダー
の3つの立体を欲望のままに作ってしまいました。作ったからには備忘録かねてブログにまとめたい!!!ということで今回はこれらについて書こうと思います!
羊歯守
羊歯守ってなに
そもそも羊歯守って当然のようにワード出してるけどなんやねんって感じですよね。
これは俗に言う「アクリルおまもり」なるものの、シダverです(これで伝わるのか?)。
Twitter(現X)のTLを見ていたら、とっても魅力的なアクリルおまもりの画像が流れてきまして……。「あっ、これをシダの絵柄にして、『羊歯守』を作りたい!!」って思ったんですね。
【アクリルおまもり実装のお知らせ】
— おたクラブ (@otaclub) 2025年11月25日
アクリルおまもりを実装しました。定形カットで、専用の紐がついた状態でお届けします。リミテッドアクリルも選択可能です。
金箔で試しに作ってみましたが、とても可愛い仕上がりです・・・!ぜひご発注ください。https://t.co/qkjySFBlWm pic.twitter.com/X5DQcgXL3P
これ、Twitter上で流れてきたのは2025年11月なんですよ。でも実際に本腰入れて作ったのは結局2026年2月で。というのも、最初見た瞬間「作りたい!!」ってなってラフとかも考えたんですけど、徐々にこう、自分に作れるのかな……?とか、あっても意味なくない……?とか、冷めてしまって。一度頭から消えてしまったんですよね。
でも2026年1月に妙に忙しくなって、ふと、思い出してしまい。「作るしかないだろ!!!!!!!」となって、やっと現実的に動き出した感じです。
まずは仕様を決めなければならない
で、公式HPのアクリルおまもりをちゃんと見てみることに。
見てみてびっくり。えー……と、サイズ?印刷面??表面加工???白版指定、縮小、OPPなどなど……なにこれ?となってしまいまして。
私、過去にシンガポールではアクキー&アクスタを作ったんですが、なんと日本では作ったことがなくてですね……(?)
しかもシンガポールではイラスト送るだけで全てができてくる感じだったので、表刷り裏刷りとか考えたこともなかったんですよね。
で、冷静に一個ずつ単語を調べたり注意事項を追ったりして、なんとなく分かってきて、それじゃ金額を見積もるためにも仕様を決めようか、と。
私は、公式のポストで流れてきた金箔アクリルに心惹かれていたので、「せっかく自分で作るなら多少お金を出してでも金箔アクリルにしたい!あと絵柄は剥がれないでほしい!!」って感じだったので、
- 大サイズ
- 片面印刷 表刷り クリアコート
- 金箔
でいくことにしました。
結果出てきた料金表は、
- 5個 2,800円
- 10個 3,780円
で、最小ロットが5個からというもの。
5個だけだとちょっとお高めだけど、物凄く高い単価ではない……でも、10個注文するほうが断然単価がお得だ!!!!!となり、めっちゃ悩みました。自分の手元に同じ柄のアクキーが10個とかいらないなと。羊歯守ほしい人がいたら、印刷代だけ貰って渡すのもありだけど、欲しい人いるかわからないし……ともやもや。
悩みながら公式HPをよーく見ていると、なんと5個ずつ違う絵柄を2種類注文しても10個扱いになるという!同じ柄のアクキーが5個ならまだ手元にあってもいいぞ!!!と思い、絵柄を2種類考えることにしました。
絵柄を考えてデータを作る
データ作りでミスったら時間も労力も物凄く消耗するので、データの作り方については何度も見返してチェックした上で臨みました。
臨んだけど……考えるのって難しい!!!!!!!!!!
シンガポールでアクキーを作ったときもそうでしたが、自分が本当にほしいものをカチッと絵柄に起こすってめちゃくちゃ難しいです。画力が追いつかない、センスが追いつかないのもありますが、本当、出力するとこれか?ってなるという。
その上今回は他人にわたす可能性もかなり大きいわけで。他の人も魅力的だと思う羊歯守ってどんなものだろう?と考えると一層難しかったです。適当じゃだめだから丁寧に描かないといけないしね。
しかもそれを同時期に2つ考え切らなければならない!2種類の方向性も何も定まってなかったので余計苦しみました。苦しんで苦しみまくってラフを何個も描いた末に、ふと
せっかくなんだから自分にしか絶対作れないものを作ったらいいんじゃない?
という思考に至り、一個はシダダンをイメージしたシダをセレクションした羊歯守、もう一個はシンガポールのシダをセレクションした羊歯守にしよう!と決心しました。
考える過程では、神々しいシダを沢山並べた羊歯守にしようとか、一個のシダだけを扱った羊歯守にしようとか、色々迷走したんですが、それは別に他の人でも作れるでしょうと。自分の中では結構いい思考に至れたのではないか?と思っています。今までの積み上げの末にしか作れない羊歯守ができるって、特別感が一層増すもんね!
結果できた絵柄がこれ!


金箔アクリルを使うので、金箔が見える部分があるように……と、空白はわざと作ってあります。描くの、めっっっっっっっっっっっちゃ大変でした。そんな場合じゃない忙しさなのにね。毎日必ず1つはシダを描くようにして、強制的に進めたくらいです。頑張ったな~。
いよいよ注文だ!
白版も用意して、いよいよ注文&入稿!ドキドキしながら一つずつボタンを押していき、なんとか注文が完了しました。緊張したー!
データに不備がないだろうか、変な印刷にならないだろうか、と不安と期待でふわふわとしていたのですが、数日後おたクラブさんから連絡が。
「シンガポール羊歯守の方、白版指定のないイラスト部分はすりガラス状になりますが大丈夫ですか?」
実は、シンガポール羊歯守の背景?には大きなナンヨウリュウビンタイがあるんですが、くっきり印刷すると絵柄がうるさいかなと思い、透明や半透明になることを期待してそこだけ白版を入れなかったんですね。それを確認されまして。
で、そのままで進めてください!と言ったら進めて貰えました。
進めて貰えたけど、わざわざ言われるってことは想定しているのと違う状態になるのか……?と物凄く心配になり。届くまで結構ソワソワしてしまいました。
届いた!
そんなこんなで待つこと10日程度!遂に羊歯守が届きました!!!
まず日本版がこちら。(裏面の保護シートを剥離してないのでちょっと曇って&傷ありに見えます)


金箔かわいすぎる!!!!!!!!!!!!!!
めっちゃ良くないですか????自分の中では大正解!!!!!!!!!!!
そしてドキドキのシンガポール版はこちら。


見事にナンヨウリュウビンタイは見えませんが、角度を変えると……!

ちゃんと浮かび上がる!!!!!!!!!!
思ってた通りにできてきて本当によかったです。安心した~!!!!
ところで、これは完全に私がアホなのですが、自分がibisPaintで作ったイラストと若干色合いが違うかな?と思ったら、これがRGB→CMYKの話なんですね。ほーこれが噂の!!!!!!!
今までコンビニでネップリしたときとかもちょっと色違うな?と思うことはあったんですが、プリンターの性能かな~とか思ってました。でも多分それらも、RGB→CMYKの話だったんですよね。
シンガポールで作った時には全く気にしなかった話なので、ここに来てやっと知ることに。でも私は出てきたものをそのまま愛するタイプの人なので、「この色もいいね!」となりました。自分用のものだからおおごとにならなくてよかったね!ひとつ勉強になりました。
金箔の入り方がひとつひとつ違うのもいいですね!一個一個が唯一無二という感じで。でも、金箔が妙に多いものや妙に少ないのもあり、少ない方はちょっとさみしい気持ちになってしまうところもあり……。難しいですね。
あと、日本版の方は、上半分が縁まで印刷する仕様になっているのですが、届いたうちの1個は一部欠けてしまっていました。縁まで印刷だと、レーザーカットする時に欠けてしまうものも出るようで、それはもう交換とかはできず黙って受け取るしかないそうです。
とはいえ欠けていたら普通人に渡しにくいじゃないですか。自分の場合は売買用ではないのでいいんですが、アクキーを売る人だったらたまったもんじゃないだろうなと思う等しました。
今回は日本版が予備1個追加で貰えていたので、1個欠けていてもまぁしょうがないかな、という気持ち。
予想以上に貰い手がある!?
そんなこんなで日本版羊歯守5個(+欠け1個)、シンガポール羊歯守5個が手に入り。全部自分の手元に置いておいてもいいんですが、もし欲しい人がいたら劣化する前に渡したい……!と思い、募集してみることにしました。完成品の写真をTwitterにアップして、貰い手を募ってみると……なんと、日本版4個、シンガポール版4個の貰い手があっという間に決まったのです!!!!
自分がいいなと思って作ったものを、欲しいと言ってくれる人がいることの幸せよ……!!!!!!!!!めちゃくちゃ嬉しくなってしまいました。
発送でドキドキ
さて、貰ってくれる人がいるのだから発送をしなければなりません。
とはいえ、アクリル製品を自分の手で発送するのが初めて過ぎて、どうすれば……!?!!?!とまた調べまくる羽目に。
結局、色んなサイトを見比べて、下を参考にすることに。
羊歯守をOPP袋に入れ、段ボール板に固定し、緩衝材(プチプチ)で二重巻きにして、それを更にOPP袋に入れ密封(浸水防止)、その状態で紙封筒に入れるという戦法です。
工程だけ見れば簡単そうなんですが、実際はめっちゃ苦労しました。自分の指紋がべたべたつかないように、とか、傷つけないように、とか、当たり前ですが割らないように、とか……とにかく気を遣うんです!!!!これで大丈夫かな?本当に輸送中割れないかな?という不安もあるし、定形外郵便に至ってはこれで厚み大丈夫かな、受け入れてもらえるかな、という不安もあるし。
最近はpixiv factoryとかsuzuriとか、絵柄を入れておくだけでほしい人が勝手に注文&企業が直接届けてくれるサービスあるじゃないですか。あれってこういう送る手間とか不安とかも解消できるんだ、そういう意味でも価値があるんだな、と思いながら包んでいました。
無事届きますように!!!!と神頼みしながら全て発送完了!!!ちゃんと全部届いたようで、本当に安心しました。全員、届いたことをちゃんと教えてくれたんです。本当に感謝です。不安でいっぱいだったので。めちゃくちゃ救われました。
2回目の注文
そんなこんなで、日本版もシンガポール版も自分用のもの以外は全て引き取られていったのですが……日本版は全部貰い手が決まった後で「自分もほしかった」という声を頂きまして。自分が作ったものをほしいと思ってもらえるのが嬉しすぎて、勢いで更に10個注文してしまいました。今考えるとなんと無謀なんでしょう。10個頼んで9個手元に残るかもしれないのにね。
でも、実物を見ると何個手元に残ってもいいなと思っちゃったんですよね~。何個あっても嬉しいなって。だから10個注文して9個残ってもいいかな~とかその時は思ってしまったんだよなぁ。
2回目の注文は慣れたもので、1回目の経験とデータがあるのでサクサクできました。が、数日後、おたクラブさんから連絡が。
「細すぎる線が消えちゃうかもしれないけどOK?再入稿する?」
日本版羊歯守は、上半分にイワヒバ科の輪郭線が入っているんですが、そこの線が細くてですね……一回目の印刷でも、ところどころ消えているなとは思っていました。でもそれでいいやと思っていたのです。
しかしこの連絡が言っている箇所は、もしかして更に別の場所?今回新たに消えちゃう可能性がある場所があるってこと?前回と同じ仕上がりがいいんだけど、どう伝えたら……?とすごーく悩みました。
結局、そのままでお願いしたところ、届いたものは1回目と同じ状態だったので安心しました。
が、2回目に送られてきたのは10個のみで予備なし、そのうち1つに欠けがやはりあったのです。予備がないのに欠けてるのは悲しいな~と思いつつ、欠けてる子は前回同様自分の子として受け入れることにしました。
そして、欠けていない9個だけで貰い手を再募集。なんと3日で全部引き取り手が見つかり、送られていきました。1回目は全員「無事届いたよ!」と教えて貰えましたが、今回はさすがに教えてくれる人の方が少数で。未だに無事な状態で届いたか、満足してもらえたかもわからないのですが、もう仕方ないね……。
ちなみに、1回目も2回目もどちらも利益は出ていません!!!むしろ赤字です。でも、自腹を切ってでも、自分が作ったもの、好きを詰め込んだものを共有できたのが嬉しい。とても。受け取った人が皆幸せな気持ちになれているといいなぁ。そして沢山使って貰えるといいな。
羊歯守どうつけるんだ問題
さて、そんなこんなで結局自分の手には、日本版羊歯守が3個、シンガポール版羊歯守が1個!!
どうしようかな、と考えて、とりあえず日本版とシンガポール版一個ずつ、ショーケースに飾ることにしました。これで毎日拝めますね。
せっかくなら日本版は1個身につけたい。カバンとかにつけたい。でも、アクリルおまもりって「紐」なんですよね……。紐はあまりにも心許ないし、なによりあんまり汚したくない。
そんなわけで、セリアでケースを買いました。チェキ用のケースだったけど、結構ぴったり(下のリンク先の一個目で紹介されているやつ)。
長くなりすぎた
ということで無事、羊歯守を立体として手に入れることに成功し、ハッピーになれました!!!
……文章、長いな???羊歯守だけでこんなに書いたの????
本当はアクスタとCD風キーホルダーについても同じ記事でサクッと書きたかったのですが、羊歯守だけであまりにも長くなってしまったので別記事にしようと思います。すみません。
ということで、つづく!!!!!!!!!